9月12日(土)、「多文化共生を考える講座」第一回を実施しました。
「多文化共生を考える講座」は、多様なルーツや文化を持つ人びとが、互いの違いを認め合い、ともに社会の中で生きていくために必要なことは何かを考える機会として、横浜YMCA国際・地域事業とNPO法人かながわ外国人すまいサポートセンターが共催で毎年開催している連続講座です。
全4回の講座を予定しており、さまざまなテーマや現場に触れながら、「ともに生きる社会」について参加者のみなさんと一緒に考えていきます。
第一回のテーマは、
「私たちは共に生きることができるのか?外国人の視点から多文化ソーシャルワーク実践を考える」です。
NPO法人かながわ外国人すまいサポートセンター理事長の裵安さんを講師にお迎えし、「すまいサポートセンター」の役割、そして「外国人」とはそもそも誰を指すのか、「外国人問題」とは何なのか、また、外国人が日本で暮らすようになった歴史的背景についてお話しいただきました。
近年では、ヘイトスピーチをはじめ、外国人に対する差別や人権侵害が社会的な課題となっています。
今回の講座では、これまでの歴史や制度について学ぶだけでなく、当事者の方々の声に耳を傾けながら、現在の日本社会がどのような形で成り立っているのか、そして「ともに生きる」ために私たち一人ひとりに何ができるのかを考える時間となりました。
後半には、事例検討にも取り組みました。
「住まい探しに困っている外国人Aさん」の具体的な事例をもとに、その方が置かれている背景や生活上の条件などを踏まえ、「どのような支援ができるのか」「支援する側には何が求められるのか」を参加者全員で考えました。
一人ひとりの背景や困りごとに目を向け、相手の立場に寄り添いながら、ともに地域で暮らしていく大切さを改めて感じることができました。
次回の第二回は、外国にルーツのある青少年の学習支援や居場所づくりに取り組む当事者団体「すたんどばいみー」を訪問し、実際の活動現場を見学するフィールドワークを行います。
参加者のみなさんと一緒に、さらに学びを深めていきます。 次回も、みなさまのご参加をお待ちしています!
(国際・地域事業)