2026年7月11日、ウクライナのオデーサYMCAと日本の横浜YMCAにより、オンラインプログラム「Wings of Peace ― 折り鶴がつなぐウクライナと日本」が開催されました。このプログラムは、折り紙を通じて、平和、相互理解、文化交流を促進することを目的としています。
平和への共通の願いの象徴として、「折り紙の鶴を折る」という取り組みを通じて、参加者が心を一つにしました。プログラムでは、参加者たちが折り鶴を折り、それらはすでにオデーサから横浜へ届きました。これらは、戦争のない世界を目指す私たちの共通の決意として、広島の原爆の子の像に奉納される予定です。
プログラムは、オデーサYMCAと横浜YMCAの担当者の自己紹介から始まりました。
参加者は折り紙の歴史や哲学、日本における文化的意義、そして平和の価値観をかたちづくる役割について学びました。日本では遊びとして身近な折り紙ですが、その原理が芸術の枠を超え、現代の科学、医学、工学、建築、その他多くの分野に応用されている点にも焦点が当てられました。
そしてもう一つの重要なトピックは国際的な平和の象徴である「折り鶴」の物語です。
横浜YMCAのユーススタッフであるカテリーナさんは、昨年参加した広島YMCAユースピースセミナーでの経験を紹介しました。佐々木禎子さんと広島の悲劇の記憶、世界各地から寄せられた折り鶴がどのように広島の原爆の子の像へ届けられるのか、オデーサの参加者へ伝えました。
参加者たちはまた、ウクライナと日本の文化における平和の象徴、その意味、そして社会における重要性についても議論を交わしました。
プレゼンテーションの後、オデーサYMCAの理事で、国際交流、アートセラピー活動、研修プログラムを担当するマリヤさんによる折り紙のワークショップに参加しました。一緒に折り鶴を作ることは、単なる創作活動にとどまらず、両国の参加者間のコミュニケーションの機会となりました。伝統的な折り鶴を折るだけでなく、ウクライナの参加者たちは自作のミニチュア鶴を誇らしげに披露し、日本の参加者たちは伝統的な着物や花、その他の紙細工など、自分たちの折り紙作品を共有しました。
今回のプログラムには、小学生・中学生、高校生、保護者、ユース、ボランティアなど、多くのYMCA関係者が参加しました。平和という共通の理念のもと、異なる世代や文化を持つ人々が集い、対話し、参加者がウクライナと日本の文化に対する理解を深めることができました。原爆の惨禍を経験した日本と、今も戦争という現実の下で生活しているウクライナの仲間たちがともに平和を願いあう、意義深いものでした。しかしこのプログラムが終わりに近づいたとき、オデーサでは空襲警報が発令されました。ウクライナの参加者は一時的に避難所へ移動せざるを得ませんでした。
「ほぼ一日中、空襲警報が鳴り続けています。一つが止むと、すぐにまた次の警報が鳴り始めるのです」と、オデーサYMCAのヴィタリー・ヴァカルチュク会長は語りました。
悲しいことに、ウクライナでの戦争はすでに4年半に及び、今も平和な日々や罪のない人びとの命が奪われています。すべての参加者にとって、何百万人ものウクライナ人が日々直面している現実を目の当たりにすることとなりました。また、平和な世界を実現するためには、単に平和を願うだけでなく、戦争の原因に取り組み、それを阻止しなければならないという重要なメッセージを再確認させるものでもありました。
平和の価値、



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