2018年5月23日水曜日

【サマーキャンプディレクタースタッフトレーニング】レポート

2018年度サマーキャンプ始まります!

横浜YMCAサマーキャンプがいよいよ始まります。子どもたちが成長出来るキャンプを創って行くためにリーダー(指導者)が同じ想いを持ってキャンプに臨めるように、引率スタッフ(プログラムディレクター)のトレーニングを、三浦YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジで5月21日(月)~22日(火)1泊で実施いたしました。
自然の中でゲームを通じてコミュニケーションを高めます
気持ちをひとつに
三浦の大自然を舞台にアイスブレーキング、イニシアティブゲームで身体も気持ちもほぐし、YMCAキャンプ理解やグループワーク理解と題して、キャンプ100周年を迎える歴史やリーダーや子どもたちとの関わりについて学びました。夜のキャンプファイヤーでは、童心に帰り楽しみ、また安全に配慮しながら1日を過ごしました。
自然に感謝して火を囲み、グループの出しもので盛り上がりました
2日目も晴天に恵まれ、朝のつどいで身体を動かして、お互いの健康チェックも行いスタートしました。
おはようございます!
朝食もしっかり食べました
2日目のセッションは、三浦の自然でどんな活動が出来るか?目的やねらいも考えて、森林の散策など行い、コミュニケーションを図りました。また、昼食はアウトドアクッキングとして、協力し合いながらグループで美味しいカレー、豚汁作りにチャレンジしました。


食材に感謝して、美味しくいただきます
この2日間での研修で学んだことをグループで話し合いまとめ、この夏のキャンプを安全かつダイナミックなものにしていこうと一人ひとりが決意表明を行い終えることができました。

横浜YMCAでは、子どもたちと一緒に成長できるキャンプボランティアリーダー(指導者)を募っています。自然の中での素晴らしい体験を一緒に分かち合いましょう!

横浜YMCAサマーキャンプスタッフ一同

2018年5月11日金曜日

日中韓YMCA 平和週間プログラム ~折り鶴でつなげる平和への思い~

今年で広島・長崎に原子爆弾が投下されてから73年を迎えます。
昨年の日中韓YMCA平和フォーラムに参加したユースが主体となり、平和への思いを込めて、全国のYMCAから広島へ祈り鶴を届けようというプログラムが開催されました。

横浜YMCAでは、横浜中央YMCA放課後児童クラブ・湘南とつかYMCA放課後児童クラブ・とつか乳児保育園・横須賀YMCA・横浜YMCA本部事務局から届いた、1628羽の折り鶴を送ることができました。ご協力ありがとうございました。




広島YMCAの協力で全国から集められた折り鶴1万8000羽は5月5日、広島の平和記念公園で開催された「原爆の子の像」建立式典で貢納されました。

湘南とつかYMCA放課後児童クラブでは、子どもたちと千羽鶴を完成させることを目標にし、1085羽の折り鶴を作成することで、達成感を味わっていました。
また親子で協力してくださった方からは、「平和について子どもと話すいい機会になりました。」と感想を寄せてくださいました。


鶴を折るというちょっとしたアクションを通して、それぞれの地域やコミュニティの中で、平和への想いを共有し、また新たな気づきを得ることで、世界の平和につながればと思います。

(国際・地域事業 永田圭緒梨)

2018年5月10日木曜日

感じるこころ

美しいものを美しいと
感じる感覚
新しいものや未知なものに
ふれた時の感激、思いやり。
憐み、賛嘆や愛情などの
さまざまな形の感情がひとたび
よびさまされると、次は
その対象となるものについて
もっとよく知りたいと
思うようになります。
(レイチェル・カーソン)

 
「センス・オブ・ワンダー」の著者レイチェル・カーソンは、「誰もが生まれながらにして持っている、神秘さや不思議さに目を見張る心、センス・オブ・ワンダーがいつまでも失われませんように」と若くしてくなった姪の遺児を5歳で預かり育てる中で、全ての子どもたちに残したい感性を育む自然環境の大切さを語っている。

子どもたちは、小さな生命や広大な自然とのふれあいの中で、地球や生命の美しさを見て、聞いて、触れて、嗅いで時には味わって感じることの喜びを知り、豊かな感性が研ぎ澄まされていく。

レイチェル・カーソンは、海洋生物学者として、命の源である海を見つめながら川や森、大地などの地球環境全体が、自分の命と関わっているとして地球環境保護運動の先駆者でもある。

4月から、富士山YMCAに続いて、横浜YMCAが運営する三浦YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジは、相模湾に臨む堤防のない自然の浜辺が残る和田長浜や磯部の生き物たちが棲息する荒崎海岸などに恵まれ、レイチェル・カーソンの描いた世界がある。三浦の美しい自然とふれあいながら、地球環境を見つめて、自分の命につながっていることを感じる感性を育む場でありたいと願っている。

(横浜YMCA総主事 田口 努)