2021年5月29日土曜日

【横浜YMCA】キャンプが多くの人々の原風景になりますように⛺

 1920年、六甲山麓で最初のキャンプが行われました。大阪YMCAが少年たちのために試みた、松林の中での2週間の簡易天幕生活キャンプで、これが日本における最初のキャンプとなります。この活動はまたたくまに全国に広がっていき、現在では年間を通じておよそ22,000人の子どもたちが全国各地でYMCAキャンプを体験しています。

 YMCAがこれまで大切にしてきたキャンプには、いつの時代においても可能性と喜びがあり、その経験を通じて多くの人が育ち、変えられてきました。2020年、YMCAはキャンプ100年を迎えました。

 「キャンプにまつわるYMCAストーリー」に横浜YMCA常議員・富士山YMCA運営委員の中村敦さんのメッセージが掲載されました。『キャンプが多くの人々の原風景になりますように』中村さんの、キャンプへの想いがつづられております~ぜひご一読いただければと思います。

 キャンプ第2世紀に向けて、キャンプ体験の素晴らしさを伝え、その価値と願いを次の100年へ受け継いで行きます。この夏も、富士山YMCA・伊豆でサマーキャンプが開催されます。皆さんキャンプで会いましょう!
2021サマーキャンプ総合ディレクター三上 淳

2021年5月28日金曜日

ワークライフバランス~働きやすい職場環境を整える~

横浜YMCAの働きやすい職場作りのご紹介第3弾の今回は「川崎YMCA」です。

川崎YMCAは川崎市多摩区にあり、生涯学習部と国際ビジネス専門学校の部門があります。日々、専門学校のスタッフが授業を行ったり、生涯学習部のスタッフが水泳や体操などのクラスを行っています。朝の開館と同時に、様々な業務がスタートします。

毎日の各スタッフの働きを見える化し、円滑に業務ができるように「業務日報」というものを毎月作成し、活用しています。今回はその「業務日報」のご紹介をいたします。

業務日報は、毎月末に来月の分を作成し、スタッフでスケジュールのシェアをします。ドライブで作成することにより、追加や訂正などを各々で入力することができ、随時変更などを確認できるようにしています。毎朝、早番スタッフがその日の日報をプリントアウトし、

①受付 ②キーカウンター ③事務所にセットし、それぞれのエリアの人がその日の全体の流れを確認します。何か伝達事項などが起きた場合、日報をもとに連絡を取り合い、確認することができます。

どのような仕事もそうですが、いつ・誰が・どこで・何を、しているのかを明確にすることによって、より互いの仕事がスムーズに進めることができるかと思います。

皆さんの職場でも、一人一人の業務の流れを見える化することによって少しでも円滑に業務をすすめることができるヒントになればと思います。

                        (ワークライフバランス推進委員)


2021年5月19日水曜日

ミャンマー特別祈祷集会                     Yokohama YMCA Special Prayer meeting for Myanmar (online)

横浜YMCA国際事業委員会主催のミャンマー特別祈祷集会を5月8日(土)午後6時から6時30分オンラインで開催しました。

この日は、ミャンマー・ミッチーナYMCAのユース委員のアキ(Ah Kii)さんが、3月8日市民デモ活動のために逮捕されてから2カ月目でした。2019年に日本で開催したアジア・太平洋YMCA大会(2019APAY大会)でアキさんと交流した横浜YMCAのユースメンバーが企画に関わり、全国YMCAのメンバー、ミャンマー・ボランティアの旅に参加したボランティアや会員・学生のほか、ミャンマーやスイス、アメリカなどから約50人が集いました。

国際事業委員長 齋藤百合子さんによる開会祈祷、BBCのニュース映像からミャンマーの現状の共有、続いてミャンマー・ロイコーYMCAからのメッセージ動画や、ミャンマーYMCA同盟ユースからの写真とメッセージが紹介され、ミャンマーYMCAでは、ユースはデモに参加し、スタッフはデモ隊に⽔や⾷料の配布を行っていることが伝えられました。消息のつかないアキさんについて動画や写真で紹介があり、2019APAY大会に参加したユースや一緒に参加したミャンマーYMCAの理事が祈りを捧げ、思いを共有するシェアリングの時間を持ちました。

ご参加くださった皆様、心を寄せてくださったすべての皆様に感謝いたします。

横浜YMCAでは、引き続きミャンマーYMCA緊急支援募金を継続しています。https://www.yokohamaymca.org/myanmar_payment/

特別祈祷会当日の様子は、ホームページからもご覧いただけます。https://language.yokohamaymca.org/english/gct-vol26/


(国際・地域事業 高村文子)

2021年5月17日月曜日

【横浜YMCA】ヘルシーキッズ&ファミリーキャンペーン「コロナに負けない!みんなで考える感染予防」講演会の実施報告

横浜YMCA健康教育部では、4月29日から5月31日の期間中でヘルシーキッズ&ファミリーキャンペーンを実施しております。

ヘルシーキッズ&ファミリーキャンペーンの詳細については、こちらから


5月15日(土)は、コロナ感染がまた増えてきている先の見えない状況の中、感染症に負けない元気な身体を作るということを目的として、感染予防に関するオンラインでの講演会を実施しました。


講師は、公衆衛生医師である岩室紳也先生になります。横浜YMCAとは、AIDS文化フォーラムin横浜の運営にてご協力をいただき、多くの関わりを持たせていただいており、今回も講演会の依頼を快く引き受けてくださいました。

講演会では、「子どもたち、自分自身を守るための感染対策」をテーマに、私たちができる感染対策について様々なお話しをいただきました。

その中でも正解依存症というお話しの中では、自分自身の中で一つの価値観にとらわれずに、常にどうするべきかを考えていくことが大切であるということが印象に残りました。

先の見えない状況だからこそ、周りの意見やニュースなどだけに流されずに客観的な考え方を持つことは、大切なことだと思いました。


5月31日まで各YMCAでは、キャンペーンの様々なイベントを実施いたします。

引き続き、ご参加をお待ちしております。

2021横浜YMCA ヘルシーキッズ&ファミリーキャンペーン 特別サイト

(横浜YMCA 健康教育部)

2021年5月15日土曜日

言葉

4月7日の夕刊1面、朝日新聞、毎日新聞ともに言葉に関する記事だった。朝日は国語辞典のジェンダーに関する使用語見直しについて。口紅(女性の化粧品→化粧品)、手離れ(母親が→親が)、恋愛(特定の異性に対して→特定の相手に対して)などの事例が紹介され、辞書も時代の変化に合わせ「固定化されてきた、性的役割分業やイメージ」を改めようとしている。毎日は、戦争用語を常用する文化について。兵隊・遊軍・戦略・撃破・一騎打ち・主砲・参戦など思い起こせばたくさんある。

ジェンダーに関する言葉は、深い配慮が書き手に求められる。戦争用語はその悲惨さより積極性の象徴として一般的に用いられている。「そんなつもりじゃなかった」は、理由にならないことを人権研修では繰り返し学ぶ。戦争用語は、男性中心の体制を変えられないことが使われ続く理由であろうとの説が紹介されていた。つまりジェンダーの課題とともにあり、どちらも一律に排除すれば良いものではなく、実態が伴わなければならないはずである。

「YMCAは横文字が多い」とご指摘を受けることがある。日本語で表現できないキリスト教的な思想、先進の考え方や理論などを日本社会のために取り入れてきているからだろう。言葉が独り歩きしないよう丁寧に伝え、理解が深まるようにすることが伝える側に必要だ。英国サッチャー元首相の言葉に「考えが言葉に、言葉は行動に、行動は習慣に、習慣は人格に、人格は運命になる」と、聖書には「…語ろうとも、愛がなければ、私は騒がしいどら、やかましいシンバル。」とある。

月末の会員総会では、2020年度の報告と今年度の計画を、言葉を大切にし行動で示せるよう準備している。
                        (横浜YMCA総主事 佐竹博)

2021年5月13日木曜日

横浜YMCA会員事業委員会報告

横浜YMCAでは、維持会員の皆様とともにYMCA運動の相互理解やYMCA活動理解を促進していく「会員事業委員会」があります。

今年度最初の委員会を510日に開催し、今年度の計画についての確認や委員の役割分担を行いました。

今後は、職員のタスクチームと連携し、会員同士の学びや交流の機会としてのYMCAクリスマス礼拝やYMCA会員大会の企画、運営を行っていきます。また、会員の皆様の満足度を高める為の新たな取り組みを計画していきます。

コロナ禍の孤立が社会的な課題となっている中、YMCAを通じて人と人が繋がるスモールコミュニティが形成される事も目指して1年間活動をしていくことを確認しました。

                     (会員事業委員会 安田みゆき)

2021年5月8日土曜日

【横浜YMCA】ヘルシーキッズ&ファミリーキャンペーン「オンラインでファミリーヨガ」の実施報告

横浜YMCA健康教育部では、4月29日から5月31日の期間中でヘルシーキッズ&ファミリーキャンペーンを実施しております。

コロナ禍で子どもも大人も自粛生活などによる運動不足になりがちな日常生活の中で、感染予防にも気をつけながら、オンラインでの運動プログラムを中心に様々なイベントを実施しております。


本日は、自宅で気軽に家族でご参加いただける「オンラインでファミリーヨガ」を実施いたしました。

基本的なヨガの姿勢から、家族ペアで取り組める姿勢など様々な身体の動かし方を実践しました。


ヨガは、自分のペースに合わせて、リラックスして取り組めることが魅力だと思います。

ご参加いただいたご家族には、とても楽しかったと感想をいただきました。本日は、ご参加いただきありがとうございました。


5月31日まで各YMCAでは、キャンペーンの様々なイベントを実施いたします。

引き続き、ご参加をお待ちしております。

2021横浜YMCA ヘルシーキッズ&ファミリーキャンペーン 特別サイト

(横浜YMCA 健康教育部)

2021年5月1日土曜日

【横浜YMCA】2021サマーキャンプ 準備始まりました!

  横浜YMCA健康教育事業部では、毎年サマーキャンプを実施しています。昨年は、コロナ禍の中で縮小して、独自に感染対策をしてキャンプ運営をしてきました。

今年度は、昨年以上に安全に。そして安心してキャンプに参加してもらうために、公衆衛生医 岩室紳也先生(オフィスいわむろ代表)に協力してもらい現地視察をしてきました。


5月1日、夏季キャンプ責任者と岩室先生が静岡県富士宮市にある富士山YMCAに、集まり先生からの講演と現地を見ながらキャンプ生活を送る上での対策、注意点を確認しました。
洗面所を確認

部屋の換気(排気)について確認中

プログラムスペースを確認

 今年のキャンプは、今まで以上に安全に対する対策を講じて、キャンプ生活を通して参加する子どもたちが正しい感染知識を得て、日常の生活でもマスクの取り扱いなどがしっかりできるようによい機会としたいと思います。
 具体的な対策は、2021サマーキャンプページに随時更新していきます。


(横浜YMCA健康教育事業部)