2023年9月30日土曜日

健康教育部【サッカー合宿】1日目のご報告

 9月30日(土)〜10月1日(日)の1泊2日で、横浜YMCAサッカークラス在籍者を対象とした合宿を行っています☀️

海が見える大きなグラウンドでボールを追いかけます!

会場は三浦YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ🌊で、約20名のお友だちが参加しています。



サッカーでは「ゴールを決める」をテーマに掲げ、練習や試合に取り組みました⚽️
入浴と夕食を済ませ、夜は花火を楽しみました🎇



サッカーの後はみんなで美味しくいただきます!




明日もたくさんサッカーをして、ワンランクアップを目指します‼️

横浜YMCAサッカー担当:柳田 誠也(やなごんリーダー)

第35回東日本ユースボランティアリーダーズフォーラム (1日目報告)

2023年9月29日(金)~10月1日(日)の期間に行われる、東日本ユースボランティアリーダーズフォーラム(以下 YVLF)は、今年で35回目を迎えます。

9月29日(金)より、フォーラムがスタートしました。
今回は北海道、盛岡、仙台、ぐんま、とちぎ、茨城、埼玉、千葉、山梨、東京、横浜のYMCAから、31人のリーダーが東京YMCA山中湖センターに集いました。

(東京YMCA山中湖センター)

(トーテムポールがあります!)

(野生の鹿に遭遇!)

開会式の後は、同じグループの仲間と協力してアイスブレイクを行いました。
様々なゲームを通して、今日初めて会った仲間との距離が一気に近づきました。
(どのように表現したら無言のまま伝わるかな?)

(左右の人と協力してみよう!)

夜は小倉哲さん(もなかリーダー)の基調講演を聞き、グループ内で活発に意見交換をしました。
(YMCAの魅力について考えよう)

今回のテーマは『私たちにとっての  みつかる。つながる。よくなっていく。』です。
このテーマについて、残り2日間も沢山話し合いを重ねながら深く考えていきます。

YMCA山手台センター 田中

2023年9月26日火曜日

横浜YMCA 折り鶴プロジェクト2023

横浜YMCA折り鶴プロジェクト2023
~平和への祈り~

 
 戦争のない平和な世界を目指して、今年も横浜YMCAでは7月1日~31日まで「折り鶴プロジェクト」を行いました。

 横浜YMCAの34の施設で子どもから高齢者まで多くの方が参加し、「平和への想い」を込めて一羽一羽鶴を作ってくれました! みなさまに作って頂いた折り鶴は、全て合わせて約20,000羽になりました。 

 皆さまから寄せられた折り鶴の一部は、8月14日~16日に実施された横浜YMCAアフタースクール「ひろしまピースキャンプ」に参加した子どもたちの手によって、私たちの平和への想いとともに広島平和記念公園内にある「原爆の子の像」に献納されました(残りは広島YMCAを通じて献納されました)。

  なお、今年はSDGsの観点から、過去に広島平和記念公園で献納された千羽鶴を利用して作られた「再生紙折り紙」を一部使用して、鶴を作りました。 



今回折り鶴プロジェクトにご協力いただいた皆さんに感謝いたします。

ありがとうございました!


国際・地域事業 インターン            BUASONG PATRAPORN 文                          NGUYEN MINH HANH 動画

#横浜YMCA
#平和
#広島平和記念公園
#原爆の子像
#千羽鶴
#再生紙折り紙

2023年9月25日月曜日

保育園で考えるフードロス削減

横浜YMCAの保育事業ではSDGsに取り組んでいます。
今回は保育園における生ごみ削減、フードロス削減の取り組みについてご紹介します。
多くの園が取り組んでいるのがコンポストです。
立地など園によって状況が様々なので使っているコンポストも様々です。

 
始めたはいいものの「これでいいのかな」「毎日手入れをするのが大変」「子どもたちと一緒にどうやって取り組めばいいのだろう」疑問や課題が次々と出てきます。
各園の担当者が情報交換をして、分からないところは教え合って試行錯誤しています。
コンポストに取り組み始めて生ごみの量が明らかに減った手応えも感じています。


フードロス削減の取り組みとしては野菜栽培や絵本を通して食材に親しみを持ち、食べ残しを減らすことや調理過程を見直し廃棄、食べ残しが出ないような工夫をしています。



今後はこれらの取り組みをさらに進めるとともに、食をめぐる問題について子ども、保護者に伝えていく取り組みも行っていく予定です。

#SDGs,#SDGs7,#SDGs12

(横浜YMCA保育事業)




2023年9月24日日曜日

第35回ユースボランティアリーダーズフォーラム事前研修会報告

 2023年9月29日~10月1日に行われるユースボランティアリーダーズフォーラム(以下 YVLF)は、今年で35回目を迎えます。

 全国各地からリーダー経験1~2年目の若手リーダーを対象に、東京YMCA 山中湖センター研修・交流を行います。横浜YMCAから参加するリーダーと事前研修会を実施いたしました。

 9/17(日)に実施された第1回事前研修会では「YMCA理解・東日本YVLFについて」学びを深めました。
 9/20(水)に実施された第2回事前研修会では、ワイズメンズクラブ:湘南沖縄部ユース主査の板崎さんより「ワイズメンズクラブの歴史・活動内容・ユースリーダーに期待すること」などについて講義をしてくださりました。

 今回のYVLFのテーマは「私たちにとっての みつかる。つながる。よくなっていく。」です。基調講演を受けて、他YMCAのリーダーたちとグループディスカッションをしたり、山中湖センターの自然を堪能しながら、新しい気づきや学びが多くあることを願っております。
YMCA山手台センター 田中

2023年9月1日金曜日

 1923年12月、「青年會館屋上のクリスマスツリーのイルミネーションは強い平和の光を廃墟の全市に投げてゐた(横浜青年第102号)」そうだ。多くの教会が礼拝できないほど被災したため、横浜YMCA会館で個別に、時には合同で礼拝が行われた。当時の横浜YMCA会館は、震災の7年前、1916年に現在と同じ中区常盤町に建ったばかりだった。コンクリート製の新会館は、震災による火災で内部は焼けたものの、建物が残り、被災者支援、復興事業などの拠点となっていた。教会への会場貸し出しの一環に、合同クリスマス大聖歌隊の結成があり、4台のトラックに分乗して、市内に福音を届けたという。朝鮮や中国出身の子どもたちと一緒にクリスマス会が開催された記録もある。

 「平和の光」の約3カ月半前、関東大震災直後に横浜の各所で虐殺が起きてしまった。朝鮮の人たちに対する流言によって、*751名の人が犠牲になったと伝えられている。中国の人も中には日本人の犠牲者もいたという。殺人の罪を犯したのは、自警団を組織した被災者つまり一般市民だった。多くの市民は極端な行動には出なかっただろうし、関わっていないだろう、中にはかくまい助けた人もいただろう。YMCAのクリスマスもそういった事実の延長線上にあった取り組みと想像できる。

しかしそれで虐殺の事実が一部の暴徒によるものと片付けることや、罪を免れることにはならない。今を生きる私たち一般市民は、歴史から目を背けず、知り、反省し、伝え、過ちを犯さないことを誓い続けなければならない。一部の情報に惑わされない、人びとを特定して社会から排除しない、何より命を奪うことは考えもしてはならない。

*「横浜における関東大震災時朝鮮人虐殺」山本すみ子著

 (総主事 佐竹 博)


体験を平和につなぐ Vol.26

 ハルビン(哈爾濱)の地

 残留生活の中で慰められ、支えられたエピソードを母は繰り返し口にしていました。それは、敗戦の年のクリスマスの夜に、日本人が集団で生活している建物の窓辺でその地のクリスチャンたちが、わざわざクリスマス・キャロルを聞かせてくださったというのです。心慰められ、感謝に満たされたことはもちろんで、このような時に、さまざまな方から、いろいろな形で親切にしていただけたことは忘れられないようでした。

 私は、「ハルビン(哈爾濱)」の地で、一時期ソ連(当時)側の使役に従事していました。幸い身内の家庭に居候をし、一年後帰国することができました。戦後の「ハルビン(哈爾濱)」には、北満州一帯周辺各地からの避難民が終結し、寒冷地での越冬は過酷であり、多くの女性や子どもたちが犠牲になりました。今日も残留日本人孤児のことが話されますが、これらの日本人の子らを養育した中国人の善行に頭が下がります。

 当時、私は幸いにも日本に帰国することが許されました。医学の学びを続けることが可能であるならば、次の代の国を支える子どもたちへの働きに就きたいと願っていました。

(元横浜YMCA常議員・元大和YMCA運営委員長 髙橋信夫)