2018年1月26日金曜日

よこはまグッドバランス賞認定事業所として認証されました

1月25日、横浜情報文化センターにて「よこはまグッドバランス賞」をいただきました。

YMCAの活動に参加される多くの皆様に、いつもよいプログラムを提供し、喜んでいただくために、プログラムに携わる私たちスタッフが生き生きとワークライフバランスを保ちながら働くことが大切であると考えています。

このたびの認証は、ワーク・ライフ・バランスの推進を図り、女性も男性も働きやすい職場づくりを進める事業所として、今回公益財団法人横浜YMCAが初認定され、社会福祉法人横浜YMCA福祉会は第1回以来の2度目の認定となりました。

 
  

横浜YMCAでは、1970年代の初頭より、企業でいう一般職、総合職といった職制の区別をなくし、また男女同一賃金にて運営してきた文化があります。また現在は、全職員に占める約7割を占める女性スタッフが、子育てをしながら事業運営をし、あるいは管理職として活躍し、あるいは家族の介護をしながら活動に携わるなど、活躍しています。

こういった実態に加え、タスクなどによるスタッフによるスタッフ向けの子育て支援の取り組みや、男女の管理職割合、多様性を受け入れる組織風土などを評価していただきました。

認定を機にますます、スタッフが活躍できる組織づくりを進め、活動に参加される皆様に、よいプログラムをご提供できるように取り組んでまいります。

(参考)
グッドバランス賞とは
横浜市では、市内事業所での積極的な女性の活躍推進やワーク・ライフ・バランスの推進を図るために、女性も男性も働きやすい職場づくりを進める中小事業所を、「よこはまグッドバランス賞」と認定し、その取組を広く紹介しています。労働力人口の減少をはじめとして、様々な経済社会状況の変化によって、企業の活力や競争力の源泉となる有能な人材の確保が、企業にとって一層重要な課題となっています。「男性は仕事、女性は家庭」という分担を前提とした働き方ではなく、多様な人材を生かし、柔軟な働き方を可能にする取組が企業に求められています。

評価の対象となる取り組み
応募必須条件:就業規則の作成や労働契約等の条件を満たしている

ワーク・ライフ・バランスに関する取組として、柔軟な働き方や継続就業に向けた取組について、制度や実績を問います。

女性活躍・男女共同参画に関する取組として、性別に関わらず管理職への登用や配置転換、再雇用等の実績を問います。

2018年1月22日月曜日

1月19日に「かながわ女性の活躍応援サポーター」に横浜YMCA総主事 田口 努が登録されました。

「かながわ女性の活躍応援サポーター」は神奈川県独自の取り組みです。女性の活躍を推進するための取り組みに積極的で、神奈川県にゆかりの深い企業の男性トップとして登録している19人の内の1人となりました。

横浜YMCAは保育園や学童を中心に、働く女性を応援しています。また、その担い手である女性スタッフがより活躍できるように、職員による職員のための子育て支援タスクを設置し、育休中・復職後のスタッフの不安を少しでもとりのぞき、スムーズに育児と仕事の両立ができるようにサポートしています。今後は、子育て中の職員だけでなく、さまざまなサポートを必要とする職員が性別に関係なく自分らしく働き続けることができる職場環境づくりにさらに努めていきます。

以下のホームページに掲載されていますのでご覧ください。
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/0050/womanact/

【かながわ女性の活躍応援サポーターとは】 ※神奈川県ホームページより抜粋。
「かながわ女性(じょせい)の活躍(かつやく)応援団(おうえんだん)」(※)をサポートする役割を担うのが「かながわ女性の応援サポーター」です。企業・団体等の男性トップの皆さんが自主的に参画し、女性活躍の社会的ムーブメント拡大に向けてさらに取り組みを強化していきます。

※「かながわ女性の活躍応援団」とは・・
女性の活躍を推進するための取組みに積極的で、神奈川県にゆかりの深い企業の男性トップ10人と知事によって、2015年11月に誕生した応援団です。性別に関係なく働き続け、女性が個性と能力を発揮できる社会の実現に向けて、社会全体で女性の活躍を応援する機運を高めていくことを目的としています。

2018年1月19日金曜日

横浜健康経営認証事業所として認証されました


1月18日、横浜市長公舎にて「横浜健康経営認証」をいただきました。

YMCAの活動に参加される多くの皆様に、いつもよいプログラムをご提供し、そして喜んでいただくために、プログラムに携わる私たちスタッフの健康が大切であると思っています。そのスタッフのための健康づくりに対する取り組みを評価していただきました。

私たちYMCAでは、働く仲間のための「健康づくりプロジェクト」をスタートさせ、運動機会の増加と健康情報の提供に取り組んできました。さまざまな会議において体を動かす時間を作るなど、運動機会を業務の中に作ってきました。また、職員報に毎月健康運動指導士、保健師、栄養士といった専門職スタッフがコラムを掲載し、健康のための情報提供をしてきました。これからもより良いプログラムをご提供できるように働く仲間の健康づくりに取り組んでいきます。

副賞の認証盾は、横浜市水源の山梨県道志村の間伐材が用いられています。毎夏、YMCAサマーキャンプを行っているキャンプ場は道志村、この水源林の近くにあります。横浜にゆかりのある地でのサマーキャンプ、ぜひ来夏の開催をお楽しみに。(リンク:道志パイオニア①、②キャンプ 1日目報告

 

(参考)
横浜市が進める「人も企業も輝く横浜」をめざし実施しているこの認証制度は、以下のように定められています。

従業員等の健康保持・増進の取組が、将来的に企業の収益性等を高める投資であると捉え、従業員等の健康づくりを経営的な視点から考え、戦略的に実践する「健康経営」の概念を幅広く普及させるため、健康経営に取り組む事業所を、横浜健康経営認証事業所として認証します。

2018年1月10日水曜日

輝く星のように

 真赤なお鼻のトナカイさんはいつも、みんなの笑い者

でもその年のクリスマスの日 サンタのおじさんは 言いました。

暗い夜道は、ピカピカの お前の鼻は役に立つのさ

いつも泣いてたトナカイさんは今宵こそはと喜びました。

 (作詞・作曲J・マークス)

この詩の原作は、貧しい広告業で働くロバート・メイとガンに倒れて病に苦しむ妻エヴリンの4歳の娘バーバラが、「どうして私のママは、みんなと違うの?」と尋ねた一言から生まれた。貧しく看病に追われ、母親に甘えることができない娘の言葉にがくぜんとし、ロバートも子ども時代に体が弱く、いじめられ貧しく「みんなと違う」という思いを重ねてクリスマスの時期のある晩に、娘のために即興で話した物語がルドルフという赤鼻のトナカイだ。その話をバーバラは、とても喜んだ。

ロバートは物語を通して「神さまは一人ひとりに違った賜物を創られていて、それは、いつか輝き、人を幸せにしてくれる」という思いを娘に語ったのだ。ロバートは、この物語を手づくり絵本にし、クリスマスプレゼントとして娘に贈った。母親は完成を待たず亡くなったが、きっと天国で喜び、輝く星のように父娘を見守っていただろう。

その後、会社のパーティーでロバートが、この物語を朗読すると大絶賛で、1939年のクリスマスに勤務先の広告会社から配布され600万部の大ヒットとなった。9年後ロバートの従妹のJ・マークスが作詩、作曲した。

初版の絵では、赤鼻がまるでクリスツリーのトップスターと同じように、イエスの生誕に羊飼いや三賢者を導いた輝く星のようだった。

(横浜YMCA総主事 田口努)


ひとつに

空と海がひとつにとけて
あなたの心にとけて生きる
空に星がとけてひとつ
あなたの人生にとけて生きる
あなたの部屋に野の花ひとつ
いつもやすらぎをとどけてあげたい
あなたのために何かひとつ
今日も新しく生まれ変わりたい(中略)
人と人がとけてひとつ
今日もしあわせ感じあいたい
国と国がとけてひとつ
その日を祈って今日も生きる
(作詞 高橋晴美)


初日の出を山上や海辺、自宅や近隣で見た方も多くいらっしゃるのではないか。横浜YMCAが運営する富士山YMCAは、開設から10周年を迎えたが毎年、年末年始にファミリーキャンプが行われ参加者全員で初の日の出を見る。

朝霧高原にある富士山YMCAからは、富士山の右裾の稜線から日が昇ってくる。さらに右を望むと駿河湾から伊豆半島まで日が差し込むのが見える。闇夜から日が昇る前には青くなり、日が昇りまぶしく輝いた後には暗い海も青く輝き、キラキラと波間が光りはじめる。空と海は青色でつながっているのを感じながら暗闇からいのちが輝くような瞬間に今年も、今日も新しい朝を、新しいいのちをありがとうと感謝できる時でもある。

海の青は、空の青が写って青いのだと聞いた方も多いかもしれない。しかし、それだけではない。実は太陽が海水にあたると青以外の色は、海水に吸収され青だけが残り、海底の砂浜に青色が届き、砂浜の反射によりさらに青くなり、そこに空の青も重なるのだそうだ。つまり太陽が輝き、海の青が増して空の青とひとつになり輝くのだ。太陽のように人を常に輝かすことはできないが、せめて野の花ひとつの安らぎを届け、何かひとつ今日も生まれ変わりたい。
(横浜YMCA総主事 田口 努)