2015年8月29日土曜日

墨絵にチャレンジ

横浜YMCA 地域交流事業「~Let’s enjoy “SUMIE”~」実施のご報告
 横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど相互交流機会を設けています。
8月24日(月)にJICA横浜国際センターでメキシコ1名(医用材料と再生医療)、ブラジル2名(バイオテクノロジー、生物圏保存地域持続可能な開発)の研修員と一般参加2名が、英語で墨絵を初体験しました。
講師は初めに墨絵の歴史や筆の使い方と線の濃淡の出し方、使い方を説明してくださり、実際に見本として数種類の線と富士山の絵を書いて下さいました。
その後、参加者も見本を見ながら富士山やチューリップを書いてみましたが、なかなか濃淡やかすれの使い方が難しく、初めてだったので本人的には納得いかなかった方もいましたが、自分なりに持って帰れるような作品を仕上げ、「日本文化に興味あるのでもっと時間がほしかったです」「貴重な機会だったのでまた習いたいです」と日本文化に興味を持っていただいたように感じられました。
このように、今後も多少難しくても日本文化を感じながら実際に体験できるプログラムも行っていければと思います。
(JICA横浜-YMCAデスク 石川 義彦)

2015年8月28日金曜日

ホームビジットプログラム②

横浜YMCA 地域交流事業「~HOME VISIT PROGRAM~」実施のご報告
 横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど相互交流機会を設けています。
 8月22日は、研修員の方々が日本の家庭に訪問し、日本文化の素の部分に触れるホームビジットプログラムを実施いたしました。フィリピンの研修員15名(都市環境管理コース)、ブラジル(野生動物管理と漁業管理制度の研究)、ガイアナ(漁業コミュニティ開発計画)、アフガニスタン(生命ナノシステム科学研究)、インド(機械工学)の19名が12家庭に分かれて訪問し、受け入れ先のご家族と昼食を楽しみました。慣れない箸で教えてもらいながら昼食を食べ、ハンドブックを片手にご家族と日本語で会話を楽しむ様子も見受けられました。生活の様子から料理の味付けなど、鋭いところにまで、自国との違いを見つけ、発見もあったようです。
 日本での滞在期間中、観光地等に足は運ぶことはあっても日本の家庭を覗くという体験はなかなかできるものではないでしょう。リアルな日本の生活に触れ、文化への関心や興味も深いものになれば日本に住む私たちとしても嬉しい限りです。
ホストファミリーの方々には今回初めて受け入れてくださった家庭も多く、「家族が貴重な経験することができた楽しい時間でした。」「娘も言葉の壁を越え楽しんでいたようで視野も広がりました。」「もう少し時間があったら・・・」というような感想をいただきました。
受け入れ先としてボランティアに参加してくださったご家庭の皆様にはさまざまな工夫とホスピタリティあふれるおもてなし、そして私たちのプログラムをご理解いただきご協力いただきましたことを心より感謝申し上げます。
 このように、研修員の日本の家庭との交流、また反対に横浜在住の方々にも海外の研修員との触れ合いを通して視野を広げ、世界や他国を知って頂き、それぞれが友人となっていけるような機会を作っていきたいと思います。
(JICA横浜-YMCAデスク 石川 義彦)

ホームビジットプログラム①

横浜YMCA 地域交流事業「~HOME VISIT PROGRAM~」実施のご報告

 横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど相互交流機会を設けています。
 8月22日(土)に研修員が日本の家庭に1日ビジットするプログラムを行いました。フィリピンの研修員15名(都市環境管理コース)、ブラジル(野生動物管理と漁業管理制度の研究)、ガイアナ(漁業コミュニティ開発計画)、アフガニスタン(生命ナノシステム科学研究)、インド(機械工学)の19名がそれぞれ1人か2人ずつ12家庭をたずねました。
オリエンテーションでは事前に、日本の家庭にビジットするときの心得など情報を伝え、簡単な日本語の確認をして、お迎えにいらした家族と随時顔合わせして出発しました。訪問家庭や研修員の情報はそれぞれ事前にお伝えはしてはいるものの、日本に初めてきたばかりの方が初めて会う日本人ファミリーに皆さんドキドキで緊張されている様子でした。しばらくすると家族の笑顔と対面してほっとされ、自己紹介の後出発しました。
各家庭は楽しそうに話したり途中買い物されたりして各家庭に向かわれました。
 それぞれ、家族との食事では、普段の日本の食事の他、天ぷらや餃子パーティーされる家庭や、本人が好きだと言っていたラーメン店や回転寿司に出かける家庭もありそれぞれ工夫をしていただいて、近所の公園や祭りに出かけたり、鎌倉まで出かけた家庭もあったようです。
研修員からは「まるで祖国の両親みたいでした。」「思い出深いものとなりました。今度は泊まりで行ってみたい。」「日本のことを知ることと家族と知り合えてとても貴重な経験でした」などと感想を頂きました。
 研修員にとっては休日にショッピングや観光は行けても家庭との交流となると、なかなか普段できないのですが、今回はとても貴重な経験を楽しみ満足された様子が伺えました。
今後も実際に体験し日本を知り市民と交流できる機会を作って行ければと願っています。
(JICA横浜-YMCAデスク 石川 義彦)

2015年8月26日水曜日

素晴らしい出会いと学びの時をもって

国際ボランティアinタイ途中報告2
 8月21日に出発した第22回国際ボランティアinタイは前半のハッピーホーム(HIV/AIDS孤児ケアセンター)での活動を終え、タイ北部パヤオセンター(人身売買予防シェルター)へ移動しました。
 ハッピーホームでは、3日間の滞在でしたが、様々なプログラムが行われました。
 バンコクYMCAがコミュニティや学校で、HIVの予防啓発活動をどのように行っているかを学んだり、ボランティアワークとして、子どもたちと一緒に「門の補修」を行いました。他にも、歓迎会が行われるなど、たくさんの交流ができました。
26日(日)には子どもたちと一緒に教会を訪問し、子ども礼拝に参加しました。教会でも歓迎していただき、一人ひとりにお花のプレゼントをいただきました。
国や言葉は違っても、素晴らしい出会いと学びがありました。
後半は、タイ北部パヤオセンターを訪問し、交流やホームステイなどを行う予定です。
(国際・地域事業 大塚英彦)

2015年8月25日火曜日

今年も多くの感動と思いでが富士山YMCAで生まれました

富士山YMCAサマーキャンプ終了報告(最終)
 富士山YMCAサマーキャンプ(7月29日~8月8日、8月10日~12日、8月15日~24日)が終了しました。子どもたち、ファミリー、リーダー、スタッフ合わせて525名が富士山YMCAで素敵な夏休みを過ごしました。
キャンプの最終日は、参加者全員で「来た時よりもきれいに!次に来た人が気持ちよく過ごせるように」を合言葉に、自分の荷物や使ったお部屋・テントだけではなく、キャンプの共有スペースなどのお掃除を行います。みんなの「キャンプありがとう」の気持ちが、富士山YMCAをピカピカにしてくれました。
閉村式ではキャンプソングの大合唱♪ ~キャンプで逢いましょう~
「(中略)空に虹が浮かぶと 不思議と涙が止まらない 写真はないけど この胸に 小さな夢をやきつけた ぼくらのキャンプは始まったばかりさ いばらの道をかきわけて この先ずっと歩いてゆく ぼくらのキャンプは始まったばかりさ またいつかキャンプで逢いましょう!」
「富士山YMCAは、みんなのお家です。次に来るときには『ただいま』と帰ってきてね!いつでも待ってるよ!」と再会を誓い出発しました。お見送りは、玄関前から始まり、草原を駆け下り、国道の正門のところまで続きます!「バイバイ~また来るね!」とバスの中から手を振ってくれる姿に感動!!参加者として、リーダーとして、ファミリーで富士山YMCAでの再会を楽しみにしております。
今回のサマーキャンプが子どもたちの健やかな成長の機会になれば幸いでございます。そして、キャンプの最初から終わりまで私たちと共にいてくださった神さまに感謝いたします。
 ‘キャンプで刻まれた経験は、その人の中にず~っと生き続けます’
~笑顔・元気・つながろう富士山!~
(富士山YMCA 村田彰宏・三上淳・駐在リーダー一同)

困難も一緒に乗り越えた4日間

富士山YMCA アドベンチャー4DAYS 2キャンプ 4日目最終日のご報告
 昨日の夕べの集いは、富士山YMCA本館のデッキで、先にキャンプインしている9DAYSキャンプとの合同で行いました。夕方の旗下げの後は、キャンプ場に隠れている駐在リーダーをみんなで探しにいきました。
夕食の後は、キャンプ支援センター下の営火場でキャンプファイヤーをしました。薪が着火されるとあっという間に火が燃え上がり、猛獣狩りやアブラハムなどのゲームや歌で盛り上がりました。キャンプ最後の夜とあってか、キャンプファイヤー終了後に部屋に戻ったあとも、子どもたちはなかなか寝付くことができませんでした。
富士山YMCAでのアドベンチャー4DAYS 2キャンプも最終日の朝を迎えました。今朝は曇りで小雨が降るお天気でしたので、富士山YMCAのホールでの朝の集いとなりました。
朝食後は部屋の掃除と荷物の整理をして10時にチェックアウトをして、午前中は4日間お世話になった富士山YMCAのお掃除をしました。中でも今回一番使った施設であるキャンプ支援センターのお掃除を重点的に行いました。次に利用する人が気持ちよく使えるように、来た時よりもきれいにしてお返しするという気持ちで丁寧にお掃除をしました。
そして昼食、その後は閉村式を行い、名残惜しくも富士山YMCAを出発して横浜に向かいました。
 4日間というキャンプ生活でしたが、初めてキャンプに参加するお友だちを、リピーターのお友だちやリーダーがしっかりフォローし、困った人を助ける思いやりの心、お友だちのことを大切に思う心、たとえ困難があっても一緒に協力して乗り越えて解決しようとする皆さんの姿を随所に見ることができて、ひとまわりもふたまわりも成長している様子をうかがうことができました。キャンプに参加した皆さんがもっともっとキャンプを好きになって、次回のYMCAのキャンプで皆さんとまたお会いできることをリーダーたちは楽しみにしています。
この度は富士山アドベンチャー4DAYS 2キャンプにご参加いただき、誠にありがとうございました。また、大切なお子様をキャンプに送り出していただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。今度はキャンプ報告会で皆さんと元気にお会いしましょう。
(富士山YMCA駐在スタッフ 大谷 昭雄)

成長を感じた9日間

富士山アドベンチャー9DAYSキャンプ 最終ブログ
◆7日目テーマ「今までの経験を活かす」
 6日目・7日目はミニキャンプを行いました。宿泊場所であるキャビンから離れて、建物も見えないような草原にテントを張りかまどを作り、じぶんたちの基地を作り2日間過ごしました。
 野外炊事、テント張り、話し合いを通したグループワークと、今までの6日間で積み上げてきたスキルをフルに使って、自分自身の力で生活する2日間でした。2日間のスケジュール、生活するためには何が必要か、どの順序で行うか、そのためには何が必要か、全て自分たちで考えて計画しました。
 1日目は悪天候に見舞われ、中々かまど作りや火起しができず苦労しました。ミニキャンプ2日目は、富士山もきれいにみえるほどの快晴で、日差しの中自分たちの考えたキャンプを実行しました。中にはかまどを上手く掘れなかったり、ご飯を食べるための火がつかず弱音を吐いてしまったりしたこともありました。いつもの明かりがある住み慣れたキャビンが恋しくなったりもしましたが、最後まであきらめず、サバイバル生活を見事終えることができました。
 大変な状況の中でも、最後までやり切れたのは仲間がいたから。きっと一人一人がそのことを改めて実感した2日間でした。
◆8日目テーマ「みんなでキャンプをつくりあげよう!」
 8日目は、みんながキャンプのプログラム作りを行い、自分たち自身でキャンプを作り上げようというテーマで行いました。普段はリーダーたちが野外炊事のメニューを決めたり、キャンプファイヤーのゲームを決めていましたが、今回はグループで話しあって企画・運営を行いました。
☆ファイナルパーティ
 メニューは焼きそば、ラーメン、うどん、パスタの4種類です。ミニキャンプの前にあみだくじでそれぞれのグループが作るメニューを決定し、材料、手順も話し合って決めました。しかも今回は麺から自分たちの手で作ることに挑戦しました。粉をこねて細く切り、ゆでて手作り麺の完成です。そこに味付けやトッピングを行い、オリジナルご飯の完成!
6年生のお友だち4人のおいのりでいただきますをしました。みんなで作ったご飯のおいしさは格別でした。ここまでの頑張りをお互いに称え、盛大にパーティーを行いました。麺作り班、調理班、火起こし班の役割分担もばっちりでした。
☆キャンプファイヤー
 夜はキャンプファイヤーを行いました。グループで5分以内でできるキャンプファイヤーのゲームを企画しました。ルール説明、前に立って見本を見せるなど初めての経験だったお友だちもいましたが、本番は力いっぱい大きな声を出して楽しんでいました。
また、今回の火の神様役は、最高学年である6年生の女の子3人が務めてくれました。普段は参加する側だったキャンプファイヤーが、今度は自分たちが作り上げる側の役になって、ドキドキしながらも自信につながったと思います。
◆9日目テーマ「自分たちの成長を認め合い、実感する」
 最終日は、今まで9日間の中で経験したこと、頑張ったことを台本(日記)にまとめ、ひとつの作品を完成させます。この9デイズキャンプという物語の中では、一人一人が出演者であり、一人一人が主演です。この作品を作り上げるには、仲間との協力が必要不可欠でした。9日間という長いキャンプ自体がチャレンジだったと思いますが、そのキャンプを乗り切った自分たち自身の健闘を称えあい、成長を実感します。
(アドベンチャー9DAYSキャンプ 斉藤 淳子)

2015年8月24日月曜日

木登り大好き!

富士山YMCA アドベンチャー4DAYS2キャンプ 3日目のご報告

昨夜のイブニングプログラムはユニットタイムとして、グループの中で更に仲よくなるために、お友だちとの協力が必要とされるゲームをいくつか行いました。ペアでボールを運んでリレーをしたり、グループで新聞乗りをしたり、人間椅子を作ったり、輪になって手をつないで一斉に立ち上がったりして、グループの協調性を高めていきました。
3日目は曇で時々日がさす天気となり、お昼前には30℃を超える天気となりましたが、朝霧公園の標高650メートルにある富士山YMCAは湿気が少ない分、快適に過ごすことができました。朝の集いの後の朝食は、キャンプ支援センターで野外炊飯をしてホットドックなどを作りました。ホットドックにはさむキャベツを刻んだり、スクランブルエッグを鉄板で焼いたり、じゃがいもを焼いたり、みんなで役割を分担しました。あらかじめ切り込みがあるホットドック用のパンに刻んだキャベツとウインナーをはさんで、アルミホイルで包んだあと牛乳パックに入れてから、薪を燃やした火の中に入れました。外側の牛乳パックが燃え尽きるとホットドッグの完成です。ホットドックは良い感じで焦げ目がつき、ホカホカして美味しかったです。
朝食後は、夕方までの時間帯を3つに分けて、①ツリーング(ロープとカラビナを使った木登り)、②テントの片づけ、③グループタイムを交代でグループごとに行いました。テントは何人かで協力して数回折りたたんで片づけました。今回雨天の影響もあって、テント泊が出来なかった参加者もいましたが、テント泊ができたお友だちはとても良い経験になったと思います。
ツリーングという木登りでは、インストラクターによる指導を受けて、ヘルメットやハーネス、カラビナなどの装備をしっかりとして、ロープをのぼって行きました。ロープの一番上までのぼれたお友だちもたくさんいましたし、のぼれなかったお友だちも下の方でブランコのようにロープを揺らしてもらって楽しんでいました。
明日でキャンプは終了し、富士山YMCAを離れてそれぞれのお家に帰っていきます。今夜は最後の夜を、火を囲んでみんなで楽しく過ごしたいと思います。
(富士山YMCA駐在スタッフ 大谷昭雄)

ひとり一人の心に残ったもの

伊豆マリンキャンプ 最終報告

8月17日~20日、3泊4日の伊豆マリンキャンプが終了しました。マリン1メンバー39名、マリン2メンバー40名。その他、リーダー、スタッフ、ナースボランティア、現地ダイビングインストラクターなど総勢100名でのキャンプでした。最終日はビーチや宿周辺をきれいに掃除したり、ありがとうの気持ちをたくさんの人に伝えるプログラムを実施しました。
海でのスノーケリング体験、集団生活、家族と離れて自立して生活することなど4日間の中で子どもたちは多くのチャレンジをしました。上手くいくことばかりではなく、それぞれ葛藤もあったことと思います。そこから、人間関係をつくりあげていくこと、力強く生きることに繋がるよう願っています。キャンプ期間中は子どもたちの笑い声、歌声をたくさん聞くことができました。これも保護者の皆様が子どもたちの体調や準備などを整え、キャンプに送り出していただいたご協力の元、実施できました。心より感謝申し上げます。
この4日間を通して一人一人の心には何が残ったでしょうか。またキャンプで逢えることを楽しみにしています。ありがとうございました。
(伊豆マリンキャンプ 森脇倫子)