2018年6月29日金曜日

【サマーキャンプ】富士山・東山荘会場リーダートレーニング実施報告


富士山・東山荘キャンプリーダートレーニングレポート
富士山の麓で楽しみながら学びを深めました!

 横浜YMCAサマーキャンプまであとわずか、私たちリーダーも子どもたちが最高の夏を迎え、そして成長できるキャンプを創るために、日々学びを深めています。
開村式の様子
623()24日(日)富士山グローバル・エコ・ヴィレッジにてリーダーたちの宿泊トレーニングを実施いたしました。あいにくの天気で雨が降る中でしたが、奇跡的に富士山のシルエットはクッキリ見え、見守られながら「笑顔!元気!つながろう富士山!!」をスローガンにトレーニングに臨みました。
ゲームや歌を通じて緊張がほぐれたり、話しやすい雰囲気に…アイスブレイキングの様子
参加する子どもたちの気持ちになりきり、初めて出会うリーダー同士でレクリーションを通して交流を深め、キャンプで実践するアクティビティ体験を行いました。

キャンプと言えば、数多くのアクティビティ。リーダー自身火起こしや薪割り、テント立ての経験はありますが、子どもたちにわかりやすく伝える指導や話し方など本番のキャンプを想像しながら、学びを深めていきました。



夜は、キャドルファイヤーをして大いに盛り上がり、リーダーたちの仲もぐっと近づいた一日となりました。
素敵な雰囲気のキャビンでロウソクを囲みながらキャンドルファイアーを行いました!
最後は、1日をふりかえり、自身で感じたことを共有したり、グループとして気づいたことシェアしたり、一人の体験をグループの学びとして、お互いを認め合うことにつながっていきます。

2日目、早朝から雨が降っていましたが、活動する頃には雨が上がり、富士山YMCAのフィールドにくりだし、キャンプ場の安全確認をしました。事前に座学トレーニングを行い、リーダーは日常から危機管理、危険予測の意識を持つことの大事さを学びました。



 御殿場森のファンタジーキャンプ組は少し早く富士山YMCAを出発。御殿場・東山荘にて下見に出かけました。今回のトレーニングの中でも確認された安全、フィールドスペースや部屋、ふろ場や食堂など良い確認ができました。


子どもたち自身も安全意識を持ち、キャンプ中は安全で楽しく、時にはダイナミックなプログラムができるよう、私たちリーダーは子どもたちと共に考えていきたいと思います。
キャンプがはじまるまで残り1ヶ月!リーダー一同万全の準備を進めております。このリーダーたちが皆さまをお迎えいたします。よろしくお願いいたします!

横浜YMCAキャンプ スタッフ一同

2018年6月10日日曜日

共生を願う歌

青春の日々は
二度とこないから
思い出になると思わないか
ほら両手をあげて
足ふみならして
今思うことをやっていこう
(YOUNG MANより)

 
5月16日に、西城秀樹さんが63歳の若さで亡くなり、とても残念だが歌を通して私たちの心に生き続けると思う。

代表的なヒット作、YOUNG MAN(Y.M.C.A)のレコードが発売された39年前の1979年2月に、全国のYMCAの機関誌「THE YMCA」3月号に西城さんのインタビュー記事が掲載されている。「YMCAは、英会話やスイミングを行っているキリスト教の青少年団体で、何か健全な身体に、健全な精神が宿るイメージです」と語り、続けて「歌詞のように青春の日々は二度とこないから思い出の多いものにしたい。それも一人ではできないし仲間と本当の共生体を創りたい」と語っている。

現在も続く全国のYMCAリーダーの研修会(1979年)にも参加して200人のリーダーとYMCAの人文字を描いた。誰もが躍りたくなるポジティブな歌だが、39年前に「共生」という言葉を語る人は少なかったと思う。

実は、米国で誕生した原曲は世界中でカバーされ歌われている。YMCAの100を超える国や地域から集まる世界大会でも、球場などでも、そこに参加する全ての人が共に盛り上がり一体感が生まれる歌だ。西城さんが願った共生体として今も生きている歌なのだ。青春だけでなく幼少期もそれぞれの人生も二度とないのだから、やりたいことにチャレンジし、共感する仲間と出会い、共に生きる原体験をたくさん積んでゆきたい。

(横浜YMCA総主事 田口 努)