横浜YMCAは1970年代から国際協力募金を実施しています。1991年度には、募金の使途先として世界のYMCAへの援助を開始し、バングラデシュのサイクロンの被害、フィリピンのピナツボ火山噴火、ミャンマーの軍事政権下での貧富格差に対する自立支援などに用いることとなりました。同年11月には、ミャンマーYMCA同盟総主事のリチャード・カイン氏が横浜YMCAを来訪し、イエジンの医療施設建設やアジア学院での研修受け入れ協力について協議しました。
1992年10月には、「第1回ミャンマーボランティアの旅」を実施し、杉本恭之助氏(常議員・国際事業委員長)ら5人が参加し、今後の協力関係を協議し、教育や医療支援の必要性の理解を深めました。これを受けて、翌1993年には、廣瀬誠氏(小児科医で常議員)ら13人が参加し、マンダレー管区のピンマナ町、イエジン村での巡回診療と保健衛生指導を行いました。その後も廣瀬誠氏を中心に、医師、看護師、農業関係者、教師などの専門職やボランティアによる活動が毎年年末年始に続けられました。
ミャンマーの農村にあるイエジン・クリニックで
村人を診察する故・廣瀬誠医師(1993年)
