2025年1月19日日曜日

横浜YMCA冬休みキャンプリーダー感謝会のご報告

 2024年12月26日~29日の期間中に行われました富士山雪遊び、志賀スキーキャンプで子どもたちの生活やスキー、雪遊びの活動をサポートしてくれたリーダーへの感謝会が開かれました。
富士山・志賀キャンプのリーダー

「子どもたちの成長がとても感じられて自分も一緒に大きくなりました!」、「子どもたちと一緒に生活や活動でドキドキでしたが、みんなと生活していくうちに楽しくあっという間のキャンプでした」、「テーマを決めてリーダー同士の絆が深まり子どもたちへスキー、雪遊び、ご飯やお風呂。。。思い出がいっぱいのキャンプでした」。。。など活動してきた内容を振り返ることが出来ました。

どんなキャンプだったかな?

たくさん悩みながら子どもたちと一緒に過ごせました

子どもたちと同じように成長できました!

幼児キャンプでたくさんリーダーから助けてもらえました!

一緒に過ごした時間を改めて感謝のコメントを伝えて(これなかったリーダーのみんなもありがとう!)みんなで笑顔で解散をいたしました。
志賀ジュニア1A

志賀ジュニア1B

志賀ジュニア2

志賀アドバンス・ユース

富士山雪遊び

同じリーダーと子どもたちは集まれないかもしれませんが新たな出会いを大切にしてスタートしていきます。
冬のキャンプ本当にありがとうございました!
また、キャンプで逢いましょう♪

冬季キャンプスタッフ一同
(栗原・上田・柳田・原田・石濱・服部)

2025年1月14日火曜日

みどりクラブ 日本のお正月を楽しもう

 1月6日に、第24回みどりクラブの「日本のお正月を楽しもう」が十日市場地域ケアプラザにて行われました。参加者は、杵とうすを用いて餅を作ることは知っていましたが、餅つき機を用いて、もち米からもちを作る工程ははじめて見ることとなり、関心深く楽しむことができました。出来上がった餅できなこ餅と磯部餅を作ったほか、黒豆やなます、かまぼこ、栗きんとんなどの伝統的なおせち料理を食しました。


 
互いに顔を合わせて近況の報告をしたほか、手作りの福笑いにもチャレンジし笑顔があふれる新年のスタートとなりました。


ウクライナから日本に避難している参加者の皆さんは、定期的に開かれているみどりクラブでともに過ごせることに感謝の思いを表しました。
                                                                (ウクライナ支援担当 カテリーナ、リリア)

2025年1月8日水曜日

健康スタッフ新年集合研修で始まりました

 2025年1月6日に健康教育部に関わるスタッフが全員集合して研修を行いました。

事前に課題として6つのテーマの中から選んで個々で作成し、同様のテーマを選んだ者同士でグループで話し合いの場を設けました。同じYMCAですが周辺の地域や会員層が異なり色々な意見も出しながら一つのものを作り上げるコミュニケーションがとれる時間となりました。
ひとり一人考えた企画をプレゼンテーション

グループでまとめた内容を全員に発表


YMCAに参加される皆さんにプログラムを通して有意義な時間を過ごしてもらうようにスタッフ一同考えながら提供してまいります。
その他、台北研修、全国YMCA研修や能登半島支援での報告もあり、共有しました


今年もどうぞよろしくお願いいたします。
横浜YMCA健康教育部スタッフ一同

2025年1月4日土曜日

140 YEARS OF HISTORY Vol.10 人材養成・地域活動・救援事業

1952年に、会館の接収が全面的に解除となると、会館を拠点として活動がスタートしました。英語教育を中心とした教育活動は、専門性のある職業人の養成を目的とした実務科を開設しました。1956年には真鶴にキャンプ場を建設し、さまざなキャンプがはじまりました。あわせてYMCAの青少年指導者の養成も盛んに行われたほか、地域からの要請を受けてレクリエーション指導者の養成事業や夏期巡回子ども会など、地域に出ていく活動が積極的に展開されました。

1959年に、横浜YMCAは創立75周年を迎え、記念式典と実業青少年に対する奨学金制度、真鶴キャンプ拡張事業を記念事業として遂行したことが報告されました。またこの年に伊勢湾台風救援事業として85梱包(5トン)の物資と9万円を超える義援金(現在に換算すると約90万円)を送りました。1960年に入ると、横浜市も都市化が急速に進み、横浜YMCAの活動にも多くの子どもから高齢者、また多くファミリーが参加するようになりました。1963年にはアメリカで開発された「フィットネス」の概念を定着させようと、アメリカから考案者のスタインハウス教授を招いて講演会や研修会を開催しました。1965年には中高年のために心身を鍛えるという概念ではなく、生活習慣全般(食事・栄養・睡眠など)についてアドバイスを行うクラスを開講し健康づくりに取り組みました。


伊勢湾台風被災者支援活動 (1959年)


番長に学ぶ

2021年1月号の本欄に三浦大輔監督就任時の新聞広告の文章を紹介しました「喜びを与えたいんじゃない、届けたいのでもない、一緒につかみたいんだ。感動を与えたいんじゃない、一緒に感動したいんだ。あるべき監督像を追わず、自分らしくブレずにやっていく。引き受けたからには腹をくくり、前だけを見てつき進む。」

2024年秋、その通りになりました。横浜YMCA周辺はクライマックスシリーズから日本シリーズ、そして11月30日のパレードまで熱気に包まれ、たくさんの人が監督の言葉通りに一緒に感動しているようでした。ある「べき」監督像を追わずに4シーズンをぶれずにやり遂げた指導者像に学びが多くあります。「べき」には制約がつきもので他者に対しては強制するイメージを伴います。〇〇しなさい、こうでなければならない、など排他的なものがあり、とかく孤立を生むとされます。また自分に対しての「べき」は時に自分を追い詰めてしまいます。高い理想や目標が自分を未熟であるかのようにおとしめてしまい、自己肯定感を低くしてしまう怖さがあります。「すべき(should)」に対して「したい(want)」があります。相手の「べき」を否定しないので共感されやすいとか、「ではどうしたら…」を一緒に考えてもらえるなどの効果が期待されるそうです。そのような関係性になると行動についても「何をするのか(what)」から「なぜするのか(why)」に代わっていきます。目的をもって一緒に〇〇のために考えようという「べき」を排除した集団はチームとして成果を上げやすいということです。「与えたいんじゃない、届けたいのでもない、一緒につかみたいんだ。(中略)一緒に感動したいんだ。」と腹をくくって就任した監督が成果を出したことに納得するのです。

(総主事 佐竹博)