横浜YMCAは10月18日に創立140周年を迎えるにあたり10月5日に、記念礼拝と感謝会を行いました。これまで支えてくださった多くの会員の皆さまとこれまでにつながりのあった方々とともに感謝と喜びの時を過ごしました。
横浜YMCAは1884年に5人の横浜海岸教会の青年が主唱し、横浜基督教青年会として誕生しました。記念礼拝は、横浜海岸教会にて行われ、上山修平牧師(横浜海岸教会)から「神様からこの世に遣わされたYMCAをさらに目指して」と題してメッセージがありました。
礼拝の讃美は、団員全員が維持会員で構成されている横浜YMCA混声合唱団の讃美に合わせて参加者が歌いました。
礼拝後には、これまで長く交流を続けてきた上海YMCAとのパートナーシップ協定締結式が行われました。上海YMCAのFANG Jian(方俭)会長、YUAN Ye(袁烨)総幹事と横浜YMCA工藤誠一理事長、佐竹博総主事がそれぞれ協定書にサインし、両都市YMCAがともに学び、助け合い、さらなる発展を目指すとともに、活動を通してより良い社会を創ることを誓い、固く握手を交わしました。
記念感謝会は、英一番館(神奈川県民ホール6階)にて行われました。
はじめに横浜YMCAの誕生から現在までの140年の働きと活動が映像により紹介されました。
工藤誠一理事長は140年にわたる歩みは多くの皆さまのご支援とご協力により成り立っていることに感謝し、「次の世代に明るい未来をつなぐために、時代の変化に対応しながら持続可能な社会づくりに貢献していきます」とあいさつを述べました。
また、交流のある光州YMCAから届いたビデオレターによるお祝いメッセージの紹介や横浜YMCAにゆかりのある方たちのスピーチを通して先達の働きや思いを参加者の皆さまと共有し振り返りました。
横浜YMCA第2代体育主事広田兼敏氏ご子息正信氏から兼敏氏の
YMCAでの働きなどの印象とYMCAの発展を願う思いが語られました
横浜YMCA常議員・理事を長く務められた茂木雄氏からボランティアを行う
上で大切にしている教えや1951年学生YMCAからの歩み・YMCAへの期待が
話されました
田口努前横浜YMCA総主事・現日本YMCA同盟総主事から上海YMCAとの
パートナーシップ協定の締結が行われたことの喜びとこれまでの交流などが語られました
上海YMCAの皆さま
最後に、佐竹博総主事が上海YMCAとのパートナーシップ協定締結を執り行えたこと、参加者をはじめとした多くの皆さまへの日ごろのお支えと協力に感謝の言葉を述べました。最後に聖書「マタイによる福音書18章20節」にあるように同じ思いをもって集まるところに平和がありますと語り、今後も社会や地域、人びとに仕える働きに取り組んでいくことを誓いました。
いつの時代も会員やボランティアがいのちを輝かし、地域や社会の課題に向けた働きを進めていることを確認し、今後も地域や社会の課題に取り組んでいくことを参加した皆さまとともに誓いました。会場では、横浜YMCA Port Friendsによるハンドベルの演奏があり、参加者の心に涼やかに響きました。
記念礼拝と感謝会にはそれぞれ100人を超える参加があり、ともに140周年を祝う笑顔があふれました。
ご参加いただきました方々、またそれぞれの場所においてお祝い、お祈りいただきました方々ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
広報 池田