2023年8月15日火曜日

Global Day Trip! -桜美林草の根国際理解教育支援プロジェクトによる世界の遊びと衣装の博物館へ行こう

横浜YMCAは、学校法人桜美林学園と相互の資源を活用した連携・協力を行うための連携協定を締結しています。 8月8日には、連携プログラム「Global Day Trip! -桜美林草の根国際理解教育支援プロジェクトによる世界の遊びと衣装の博物館へ行こう」を行い、小学生1年生から6年生の36名が参加しました。

このプログラムのキーワードは、多文化理解、多言語交流、レクリエーションです。外国人・日本人のリーダーと一緒に桜美林大学を訪れ、アクティビティーを楽しみながらグローバルな体験に取り組みます。プログラムはリーダーとして参加するウクライナ人スタッフと、ボランティアの高校生リーダーが一緒に考えました。

そのうちの一つが写真をみてどの国かを当てるゲームです。ウクライナ、中国、日本の風景写真を見て、どの国のものかをみんなで考えます。とても美しい景色を見て「ウクライナなのに壊れてないんだね」といった参加者がいました。ウクライナ人のリーダーは「戦争の映像ではない、本当のきれいなウクライナを知ってほしい」と話してくれました。


そのあと、桜美林大学の草の根国際理解教育支援プロジェクトの行う、世界の遊びと衣装の博物館プログラムに参加しました。世界のさまざまな国で集められた、こまやけん玉、ボードゲーム、そして楽器に子どもも大人も夢中になって遊びました。同じ「こま」ですが、その回し方は日本とは異なります。固定概念を取りはらい、目の前にあるおもちゃを使ってどう遊ぶか、一生懸命に考える子どもたちはキラキラしていました。


横浜YMCAは、ウクライナ支援活動に継続して取り組んでいます。このプログラムには、ウクライナから避難しているユースがプログラムリーダーとして、小学生が参加者として参加しました。参加するすべての子どもたちが、多文化理解のアクティビティーを通して、共に世界の平和を考える機会になることを願っています。