横浜市内にはウクライナから避難をした多くの方が暮らしています。そのなかで緑区近隣で生活するウクライナのみなさんの、自由な活動の場である「みどりクラブ」が毎月行われています。
6月5日はクッキングを行いました。ウクライナにはいくつもの有名な料理がありますが、その一つが「ヴァレニキ」です。小麦粉でできた皮にマッシュポテトやキャベツなどの野菜や、ベリーなどを包んで茹でて食べます。水餃子に似ていると思い、前回のクラブで餃子を焼いたときに、市販の餃子の皮でマッシュポテト、ベリーをそれぞれ包んでみたところ、「ほんの少しだけヴァレニキだけど本物はもっとおいしいから、私たちが作りましょう」ということになりました。
強力粉と塩をこねて皮を作るところからはじまりました。ヴァレニキはそれぞれの家庭のレシピもあるようです。調理室からはみんなでワイワイとおしゃべりしている様子がうかがえました。そして2種類のヴァレニキが完成しました。皮はもっちりしていて、バターの風味が豊かにあり、サワークリームがトッピングされているところがウクライナらしいです。みんなでおいしくいただきました。
この日は、アロマテラピーの講師が参加してくださり、みんなで自分好みの香りをブレンドしたスプレーとロールオンも作りました。好きな香りに囲まれてリラックスできるといいなと思います。
「みどりクラブ」は、これからも継続して実施します。クラブでやりたいことは、参加するみなさんの提案により決めています。日本食を作ってみたい、という声もあがっています。