2022年10月9日日曜日

横浜YMCA SDGsジュニアリーダー養成キャンプ 2日目報告

SDGsジュニアリーダー養成キャンプは本日、2日目を迎えています。

2日目は、グループの時間や外部講師の方をお招きして
SDGsにつながる体験やお話を聞く時間がたくさんありました。

朝は、2つのグループとも早起きをして日の出を見に行きました。
最初は雲で完全に隠れてしまっていましたが、雲と雲の隙間から
少し見ることができました。


午前中は、公益社団法人 観音崎自然博物館の山田さん(学芸部長)が
来てくださり、磯観察をしながら海の豊さや海の変化、状況について
話を伺うことができました。

磯観察中はさまざまな生物を発見し、なぜ海藻が減っているのか
また生物の生息する変化なども話を聞いて感じながら学びや気づきの
多い有意義な時間となっていきました。




午後は、各グループで考えたアクションプランを遂行し、
テーマに対してのアクションを起こせるためのヒントを
得るために実体験をし、考えていくつきつめていく時間になりました。






また、大阪YMCAのスタッフがワークショップを行い、ごみが自然に
戻るためにどれだけの時間がかかるのか必要でしょうか?という
テーマでディスカッションを通して海のごみ問題について考える時間になりました。
実際に拾ったごみが何年かけて分解されていくのか、また身近に起きている
問題であることを身をもって体験できたのではないかと思います。
ちなみにペットボトルは450年程度のようです。ぜひ考えながらプラスチックを
必要最低限の購入にするなど意識した行動変容が生まれるとよいですね。




もう一つのグループは、海水を上流に戻す実験を実際に行うことで、
普段当たり前に使っている水の大切さを知ることで水の豊かさを知ろうから
何か起こせるヒントづくりを行いました。


また、海水の酸性化実験も行い、海水が何性なのかも実際に自身の
目で見て調べることができました。


夜の時間は、横須賀市の漁師である白鷹丸の仲地さんに漁業の視点から
海のことや自然のことを考える時間になり、明日の発表準備に向けても
よい時間を共有できたのではないかと思っています。

イセエビを漁っている漁師であることから、イセエビを実際に持ってきてくれて
子どもたち(グループリーダー含む)やリーダーたちに触らせて体感させて
もらいました。初めての経験で子どもたちは大興奮でした。脱皮した殻も
もってきて見せてくれました。漁師自身がSDGsを意識して海に優しい漁業を
目指しているというお話も聞くことができました。






明日は、いよいよグループで活動してきたことのまとめになります。
各グループでしっかりとまとめて、それぞれのアクションプランと
今後の取り組みを発表してほしいと思います!


保護者の皆さまも合流して、多くの方々で子どもたちの成長から、
生まれた新しい持続可能な取り組みが聞けることを楽しみにしています。

(SDGsジュニアリーダー養成キャンプ担当:勝見)