2025年10月1日水曜日

140 years of HISTORY Vol.19 県北地域の活動拠点 川崎YMCA

横浜YMCAは創立95周年記念事業として、拠点開発のため川崎地区YMCA設立準備計画を作成し、地域調査や実験プログラムが行われました。1979年10月には、川崎市多摩区(小田急線向ケ丘遊園駅から徒歩2分)のビル3階にYMCA川崎センターを開設しました。サッカー、少年野球、水泳などのプログラムのほか、川崎市からの要請を受け、社会復帰を目指すリハビリテーションプログラムや、夏には川崎市立小学校PTA主催の水泳教室、保健所のレクリエーション指導にYMCAの指導者を派遣しました。地域のニーズに応える活動が積極的に展開されました。

1982年4月には、地域や各界で活躍する社会人と大学生の14人で構成される川崎YMCA運営評議委員会が発足し、同年7月、同市多摩区(小田急・南武線登戸駅から徒歩5分)にて川崎YMCA青少年センターの起工式が行われました。1983年4月には献堂・落成式が行われ、「通年で使えるプールがほしい」という地域の人びとの願いが実現しました。現在は、主に健康教育や子育て支援などの生涯学習をはじめ、川崎市の介護予防事業が行われています。

地域の願いが実り開設された川崎YMCA(1982年)


山田です

先日、「県警捜査2課の山田」なる人から電話がかかってきました。「佐竹さんですか?」「山梨県警から照会があって、電話しました。」「あなたの名義のカードが事件関係に使われたようだということでこちらに連絡がきたんで電話しています。」「身分証明書、写真の入っているもの、紛失したことありませんか。」「財布やクレジットカードなどの紛失は?」「今、お家ですか、仕事場ですか?」「この会話は人に聞かれないようにしないといけないのですが、周りに人がいない環境ですか?」「今、私は山梨県警のほうから書類が来ていて、それで少しお話を伺う必要があって。」などが主な内容です。その後、電話は突然切れてしまいました。

電話に出ると、私の名前を言われ、警察?何かあったか?と一瞬警察と信じました。報道でも見聞きしていたので、「これは!」と思い、録音を始めるなど冷静になったのは終盤の「仕事場ですか?」あたりからでした。本当に職場の自席でしたので、冷静になれたかもしれません。自宅や移動中に一人で電話を受けていたらどうだったか?結果的に冷静になった私が「はい」くらいしか返事をしないので、途中で切られたのかもしれません。

まさか自分にそのような電話がかかってくるとは思いませんでした。自分の名前を言われ、こちらが考える間を作らせず次々に話しかけられ、あっという間に相手のペースにはまるかもしれないことが想像できた経験でした。人をだます手口はもっと複雑で、手が込んでいるそうです。気を付けないといけません。そんな人の心を操れるような頭脳があれば、スキルがあればもっと別のところに使えばよいのに、と思いました。皆様もご注意を。(※「総主事マンスリー」にて既報の内容でした)


                              (総主事:佐竹博)