2024年10月12日土曜日
横浜YMCA創立140周年記念礼拝・感謝会
2024年10月2日水曜日
140 YEARS OF HISTORY Vol.7 創立50周年記念事業を展開
1934年に創立50周年を迎えた横浜YMCAは、会員活動、教育活動の充実を図るとともに50周年の記念行事の準備を行いました。記念事業は「50年記念募金計画」「会員大募集運動」「創立記念祝賀諸集会」でした。
「50年記念募金計画」は、目標額を5万円とし、①建築完成資金に2万円 ②会館改装資金に1万円 ③精神文化事業資金に1万円 ④記念事業資金に1万円を充てることにし、三カ年でこの募金を達成しようと取り組みました。
「会員大募集運動」はこの年の秋から全国のYMCAが5カ年間に1万人の会員募集を行うという計画が建てられていたので、横浜YMCAも年間会員募集計画に参加することになりました。全国YMCAの会員募集は目標を2000人としてこのうちの200人が横浜YMCAの目標でした。50周年の記念事業の一環でもあり「会員は一人の新しい会員を」獲得しようと取り組みました。「創立50周年記念週プログラム」では、YMCA記念日として基督教講演会「永遠の遺産」が行われたほか、讃美礼拝、体育実演会(箱越、マットワーク、バスケットボール他)、祝賀晩餐会、記念祝賀会などが行われ、会員とともに祝いました。
横浜YMCA創立50周年記念祝賀会(1934年10月18日)
天の神様の言う通り
ウインクキラーというグループゲームをご存じでしょうか。実施方法は様々ですが、代表的な例で紹介すると、参加者はお互いの顔が見えるように円になります。ひそかに選ばれた「キラー」役が参加者の中にいて、キラーからウインクされたらゲームから離脱(例えば「しゃがむ」など姿勢を変える)、参加者たちはウインクされる前にキラーを見つけるというゲームです。
ある日の新聞投稿欄に寄稿したデイサービスに通っているという高齢者は「ルールはわからないがウインクキラーというゲームの時間が楽しい」と書いていました。
私は、先日参加したあるプログラムでこのゲームに何十年ぶりに出会いました。ファシリテータは「…ウインクして殺してください、殺された人は寝そべってください」と説明していました。
久しぶりといえばもう一つ。「どちらにしようかな♪」というフレーズを耳にしました。各地の特徴があるそうですが、私が聞いたのは「♪神様の言う通り なのなのな 鉄砲撃ってバンバンバン…」でした。聞いたことがあるフレーズでしたが、「天の」が付く「♪天の神様の言う通り♪」がなじみ深いです。昔から日本中の子どもたちが「天の神様の言う通り」と口ずさんできたのはすごいことだと思います。しかし残念なのが、どちらかに決めるのに最後は「鉄砲撃ってバンバンバン」で、「天の神様の言う通り」ではなく、暴力で解決すること。先のゲームでも楽しく遊びながらも「殺す・殺される」を簡単に言葉に出してしまうこと。あまりにも身近に平和を脅かす言葉があるのでした。考えすぎでしょうか?立場がセンサーを敏感にさせているのでしょうか?そんなことを口にするのはうっとうしいと思われるでしょうか?いえいえ「天の神様の言う通り」です。