6月3日に 第17回「みどりクラブ」を開催しました。
以下、ウクライナユーススタッフのカテリーナさんによる報告です。
今回のみどりクラブでは参加者全員が日本料理である寿司作りに挑戦し、手作りの寿司を味わう機会となりました。
皆さんは、オーストラリアの料理専門誌『Chef's Pencil』の寿司ブームランキングで、ウクライナが日本に次いで2位に輝いたという興味深い事実を知っていますか?
この15年の間に、ウクライナでは寿司を提供するお店が数多くオープンし、特に若い人たちの間で人気となっています。日本の「寿司」が、ウクライナの料理文化においては、見た目や味など、少しずつ変化していることは注目に値します。同じ料理がどのようにして新しい形に変わっていくのかをみるのはとても楽しいです。
今回のみどりクラブで、多くのウクライナの人にとって寿司を食べたことはあっても、「自分で寿司を巻く」という経験は初めてでした。特に年配の人たちは、このようなことを自分で準備したことはありませんでした。
参加者は、刺身、エビ、クリームチーズ、キュウリ、アボカドなど、自分たちで寿司の具材を持ち寄って、それらの具材をどのように組み合わせるかをお互いに披露し合いました。このような組み合わせはウクライナの人にとってはなじみのあるものですが、それを見ていた日本の人にとっては新鮮なものとして映ったようで、それもまた面白かったです。
調理中の雰囲気はとてもアットホームで、誰もが自分のやり方で寿司を作り、他の人と分かち合い、楽しい時間を過ごすことができました。
お寿司作りを楽しんだ後は、体を動かす時間です。みんなで輪になってストレッチをしたり、体を動かしリフレッシュしました。
みどりクラブでは毎回、みんなでおしゃべりをしながら何かをしたりして、幸せな気持ちで満たされるだけでなく、体操などを通して体も元気になっていくのがとてもありがたいです。