みどりクラブではいつも、ウクライナ人同士が自由に語り合ったり、日本文化についての知識を深めています。2月5日は、葛飾北斎の有名な浮世絵「神奈川沖浪裏」を紹介しました。この浮世絵から参加者はインスピレーションを受けて、自分たちなりのアレンジで「『神奈川沖浪裏』の風景」を塗り絵で表現していました。
また、先月のクラブで紹介した日本の風呂敷をつかって新しい包み方に挑戦しました。前回のクラブのあと、参加者の一人は実際に風呂敷を使って包んだプレゼントをお嬢さんに送ったそうです。みどりクラブで知った日本の文化を、ウクライナの人たちが活用してくれたことをとてもうれしく思います。
そしてみんなで、チーズとあんこのはいった「ミニホットク」をいただきました。「ウクライナのシルニキ(Syrnyky)に似ている」との声が聞かれました。今回も「陽のあたる道」よりいただいた美味しい自家焙煎珈琲が一緒です。
みどりクラブのミニ図書館には、これまでに寄せられたウクライナ支援募金によって、日本では入手困難なウクライナ語のたくさんの本が新たに届きました。母国から遠く離れていても、たくさんの書籍にふれることができることによろこび、次々と手に取っていました。
クラブの最後には、簡単なストレッチ体操で体を伸ばし、エネルギーをチャージし、気持ちを新たにすることができました。横浜には珍しく雪が降っていて、素晴らしい時間となりました。
(国際・地域事業)