今年の冬も寒い日が続きます。横浜YMCAではウクライナ支援活動として、12月のクリスマスシーズンに「ブランケット・プロジェクト」に取り組みました。少ない荷物でウクライナから横浜に来た方も多く、心と体に少しでも暖かさを届けようと、冬物の毛布を無償で配布させていただきました。この支援は、横浜市内の企業や市民の皆さまからの寄附や募金をもとに実施しています。
プロジェクトには70人を超える希望が寄せられました。なかには、広島県で避難生活を送る方からもブランケットの希望がありました。長引く避難生活には、困ったときに相談できる場所がたくさんあったほうがいいという願いから、広島YMCAにご相談したところ、協力を受け入れてくださり、無事にブランケットを届けることができました。日本に広がるYMCAのネットワークを心強く感じた出来事です。
ブランケットには「お身体を大事にしてください。私たちはいつもみなさんと一緒にいます」と記したメッセージカードを添えました。メッセージカードの作成や本プロジェクトの案内、調整などは、横浜YMCAで働くウクライナからのユースが中心となって行っています。
発送したすぐあとから、次々にメッセージが届いています。一部を紹介します。
「私たちのことを気にかけていただき、ありがとうございます。お正月が楽しくて暖かいものになりますように。」
「日本にいるウクライナの人びとの生活が少しでも快適で幸せなものになるようにという、みなさまのお気持ちに感謝します。メリークリスマス、そしてハッピーニューイヤー!」
「プロジェクトのみなさま、メリークリスマス!平和、愛、幸運、健康を祈ります。気持ちよく、美しく、暖かい毛布を受け取りました。」
みなさまのご協力によりブランケットを届けることができましたことに感謝いたします。横浜YMCAでは引き続き、ウクライナ支援に取り組んでいます。
(ウクライナ支援担当 石川)