横浜YMCAでは、11月6日に、横浜市及び周辺地域に在住するウクライナの人びとのため、三浦リフレッシュデイキャンプを行いました。
まず、嘉山農園で野菜収穫体験をしました。農園の皆さんにが温かく迎えてくれ、農園と横浜YMCAのスタッフが通訳してくれたので、野菜収穫がスムーズにできました。
収穫をする畑に向かう途中、周りの畑では、何が育っているのか、どのように作業しているのかなどが見えました。旅の思い出になりました。
参加者たちが自分で野菜を収穫しながら、農園の皆さんと交流し、野菜の調理方法や種類に興味を持ち、特にチンゲン菜はどうやって食べたらおいしいかなどを聞いていました。ウクライナは農業が盛んな国です。参加者のなかにはウクライナで農業をしていた人もいて、どんな野菜を作っているのか、どんな道具を使っているかなど、話がはずんでいました。
野菜収穫体験の後、三浦YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジに着きました。おいしい豚汁とお弁当を食べました。また、差し入れでいただいたしらすの試食もしました。ウクライナ人にとってなじみのない食べ物ですが、試食してみるとそのおいしさに驚き、みんなでその味を楽しみました。
また、参加者の中で一人がお手持ちの楽器で音楽を演奏してくださいました。みんなで音楽を聴きながら、ウクライナへの想いや日本への感謝の気持ちを込めて、横浜YMCA「平和のハト」にメッセージを書きました。
「平和のハト」メッセージ |
食事の後、海岸を散歩しました。幸いにも天気がよくて、海の景色を満喫できました。大人たちは休んだり、おしゃべりしたりしていました。子どもたちは砂浜で貝がらを拾ったり三浦YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジで凧あげをしたり、サッカーをしたり、フリスビーをしたりして、自然の中で楽しんでいました。
共催の生活協同組合ナチュラルコープヨコハマ、野菜収穫体験にご協力くださった嘉山農園の皆さまに感謝を申し上げます。皆さまと心を一つとし、ともに地域に住んでいるウクライナの人びとが安心して日々を過ごすことができるよう、平和を願ってまいります。
(ウクライナ支援担当 ポプロジュク・カテリーナ)