ウクライナYMCAは、2月24日の侵攻直後より近隣諸国のYMCAと連携し、国内外での避難民の受け入れ等の支援活動を行っています。日本各地のYMCAでも、日本YMCA同盟・世界YMCA同盟を通じて、ウクライナYMCAの活動を支援するために、緊急支援募金を行っています。
横浜YMCAは、ウクライナYMCA緊急支援のために演奏会を企画し、4月15日(金)、日本キリスト教会 横浜海岸教会にて「ウクライナYMCA 緊急支援募金のための演奏会 民族楽器バンドゥーラ~平和へのしらべ~」を開催しました。ウクライナ出身で日本を拠点に活動をしているカテリーナさんをお迎えし、ウクライナの民族楽器バンドゥーラの演奏と歌により、いまウクライナで起きていることに想いを馳せ、平和な世界を願うひと時となりました。
「平和へのしらべ」という趣旨から、演奏会の冒頭でしばらく黙とうの時間を持ちました。
その後、子どもの目を通して見たウクライナの今、ユースボランティアからのメッセージ等、ウクライナYMCAが作成した動画やYMCAの支援事例を紹介しました。また、3月21日にウクライナの首都キーウから日本へ避難したカテリーナさんのお母様・マリヤさんにお話を伺う機会も設けられました。
ウクライナの民族衣装に身を包んだカテリーナさんがウクライナの民族楽器バンドゥーラを片手に入場すると、会場は大きな拍手で包まれました。カテリーナさんは、ウクライナ民謡や日本でも馴染みのある楽曲など、アンコールも含め7曲を披露してくださり、バンドゥーラの素敵な音色と歌声が会場に響き渡りました。カテリーナさんの演奏の後、マリヤさんも今の思いを込めてウクライナの歌「鳥のカッコウ」を歌ってくださいました。
演奏会は会場参加の他、オンラインでのライブ配信を行い、会場参加99名、オンライン視聴(事前申込みの方へのアーカイブ視聴含み) 183名となり、多くの方に関心をお寄せいただき、ご参加いただきました。