2日目は、夕方からグループごとに分かれてグループ・プレゼンテーションの準備・練習をおこないました。今回のECGLでは以下6つの小テーマごとにグループを作っています。
・Gap between Rich and Poor(貧富の格差)
・SDGs / Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)
・Friendship(友情)
・Globalization(グローバル化)
・Discrimination(差別)
・International Cooperation(国際協力)
プレゼンテーションづくりでは、ブレインストーミングで各小テーマへの考えを深めたのち、構成を考え、原稿をつくり、パワーポイントでスライドを作成します。どのような内容を盛り込むのか、どうやって課題意識を聞き手に訴えるのか、どんな実例があるのか、限られた時間の中で話し合いました。
パワーポイントを使うことが初めての参加者も多い中、グループで、さらに「英語」でプレゼンテーションをつくるということに苦戦する参加者も続出していましたが、多くのグループが協力し合ってプレゼンテーションを作成していました。
3日目の午後からはゲストスピーカーの大森佐和さん(国際基督教大学上級准教授)を迎えて、ワークショップ「Globalization and Consequences」を開催しました。
身近な製品がどこから来ているのか探すワークでは、みんな必死になって近くの製品を確認していました。「China!」「Made in Japan!」「It's from Bangladesh!」など、身の回りの製品はどんなところから来ているのか。安い製品が作られているその先ではどんなことが起きているのか。今回は、数ある製品の中でも衣服「Fast Fashion」に注目して考えました。
ゲストの大森さん(国際基督教大)によるワークショップ |
この製品はどこから来ている? |
最終日に向けて、取り組む内容や出てくる語彙も難しいものになってきますが、みんな必死に食いついています。とくに今日は「グローバル化」とは一体「良いこと」なのか「悪いこと」なのか、深く考える機会になったはずです。「英語を使う」=「グローバルなこと」ではなく、英語を使って「グローバル・イシュー」について考える。まさにそんな時間になっているのではないでしょうか。
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ECGLディレクター YMCA ACT 髙階悠輔