横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと、多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど、相互交流機会を設けています。
10月4日Y.I.C(横浜国際センター)で神奈川県青年国際交流機構から3人のボランティ
アに来ていただいて折り紙のプログラムを行い、ベナン(事例から学ぶ沿岸水産資源の共同管理の実践)、スリランカ、ベトナム、マレーシア3(海上保安実務者の為の救難・環境防災)、エチオピア、アフガニスタン(建設機械整備及び建設施工技術)の8名の研修員が参加しました。
はじめに折り紙についての説明を聞いたあと、作成順番の絵図を見ながら、各自「鶴」を作成しました。その後もう一種類の鶴として「祝い鶴」を作ってみました。機用にどんどん折っていける人と先生がまわってくるまで、進まない方などひとそれぞれでした。
途中でボランティアの方がたから柿やどんぐり、着物など日本らしい折り紙作品のプレゼントとの説明があり、皆さんから笑顔がこぼれました。
その後、季節に応じた日本の折り紙文化の話を聞き、秋の紅葉の季節の写真を見て、最後は日本の秋の栗や、もみじやどんぐりを作ってみました。どんぐりなどは国によってはイメージできないものでしたが、研修員はこれから見られるであろう日本での紅葉の季節にイメージを膨らませ、楽しみにして待ちながら、季節を感じる日本文化体験になったようでした。
今後も人と交わりをしつつ、日本を感じ文化を体験できるプログラムを行って行ければと思います。
(JICA-YMCAデスク 石川 義彦)