2016年7月11日月曜日

熊本地震支援活動報告Vol.17

第13次派遣スタッフ支援活動(益城町総合運動公園・体育館避難所)
 6月29日から7月5日まで第13次派遣スタッフとして、鴨下スタッフ(藤沢YMCA館長)と加藤スタッフ(舞岡地区センター館長)が益城町総合運動公園・体育館の避難所において支援活動を行いました。
 鴨下スタッフは、主にボランティアのコーディネートを担当しました。この時期は、大雨警報の発生が続くなど天候が不安定だったため、ボランティアが急遽避難所に到着できないことがありました。そのような中、阿蘇YMCAからボランティアを依頼して、桃山学院大学の学生がボランティアとして来ていただき、会議室などの整理などを進めることができました。
 加藤スタッフは、主に衛生を担当しボランティアとともに、午前中はトイレの清掃、ゴミ回収、手すり拭き、午後はトイレ清掃、1階や2階の窓拭き、シャワー室の清掃などを行いました。
 この期間には、車内で生活をしていた家族が暑さに耐えきれず、避難所に入所、福岡県や熊本県の職員の応援が7月中旬で終了予定のため、新たなスタッフへのオリエンテーションや研修などが行われていました。
 ボランティアによるプログラムも日々異なりますが、3日の日曜日には、整体マッサージ、足湯、弁護士相談、就職説明会、メディカルフラワーエッセンス、移動水族館、キッズバレーボールなどが行われました。整体とマッサージには、50人ほどの参加がありました。移動水族館は、大分マリーンパレス水族館「うみたまご」が、タッチプールを開設して、子どもたちは、魚やヒトデやウニなどを鑑賞し、歩くペンギンを見て楽しい時間を過ごしました。
七夕の笹が玄関に設置され、「早く元の生活に戻れますように」「仮設があたりますように」などの願いが込められた短冊が飾られました。ある女性は「ボランティアの方々、本当にお疲れさまです。そして、本当にありがとうございます」と感謝の言葉を書き記していました。
7月5日からは、雲走スタッフ(YMCAいずみ保育園)と菅沼スタッフ(本部事務局)が益城町総合運動公園・体育館の避難所において支援活動を行っています。
(横浜YMCA 広報センター 池田直子)