横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々の日本理解を深めるため、地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど相互交流の機会を設けています。
1月30日にパプアニューギニア(ジェンダーの視点に立った農村開発)、バヌアツ(ジェンダーの視点に立った農村開発)、ミクロネシア(ジェンダーの視点に立った農村開発)、南アフリカ(港湾物流効率化)、ラオス(情報工学)、マレーシア(機械工学)、ミャンマー2名(機械工学、電気電子工学)、
アフガニスタン(生命ナノシステム)、ブラジル5名(バイオテクノロジー、生物圏保存地域を対象とした持続可能、造船技プロ鋼材溶接)、の研修員14名と一般参加5名、JICAスタッフ1名で、バスに乗っていちご狩りに行きました。
バス内では各自の自己紹介のあと横浜と日本の果物の話からイチゴの写真の回覧をして、摘むときの注意事項をききながら、自然と顔がほころんで楽しみにしている様子の参加者。
到着して、いざいちご狩りが始まると、しばらく不思議な静寂が・・・。ん、ん??皆さん集中していて、黙々とイチゴ狩りを堪能している様子が伺えました。少しして「練乳をつけなくてもあまいですね~」などあちこちから笑顔や声が聞こえるようになり、2種類のイチゴを食べ比べている人もいるようでした。農家の方からは「1月の終わりぐらいで天候が暖かいときが、より甘く感じるのですよ。」との話もありました。
友達などに買って帰りたかった人もいたようですが、イチゴがほぼ売りきれで、残っているのは大きくて高い特別なイチゴだったので諦めて、ミカンや野菜などを買って帰ったようでした。
その後、近くの浜に寄りました。バスを降りて沢山の沢庵用の干し大根を抜けたら、冬の綺麗なビーチが広がっていました。なんせ風が冷たかったものですから、「やっぱ、サンパウロのビーチとはちがうな~」とは言いつつも、あちらこちらで写真撮影大会になりました。
今回の参加者からは「自国にはイチゴは無く、とれたてを食べることができたので感動しました。」「すごく甘かった。」「ビーチで沢山の漬物用の大根を干していたのはとても興味深かったです。」などの感想がありました。
今後も人との交流だけでなく日本独特の文化や食べ物を知ってもらったり、体験して、より日本に親しみを持ってもらえれば幸いです。
(JICA横浜-YMCAデスク 石川 義彦)