横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど相互交流機会を設けています。
12月24日に、日系ブラジルの研修員6名(中小企業連携促進のための企業法務、日系継承教育)と一般参加者が横浜ユニオン教会のクリスマスイブ礼拝に参加しました。
出発前に、明治からの居留地であった山手と西洋館の説明をした後、みなとみらいのビルの明かりがクリスマスで全灯になっている景色を横目で眺めながら人混みを避けてバス停に向かいました。研修員はバスが山手に上がって行くにつれて、車窓から見えるまばゆいばかりの西洋館のイルミネーションに驚いているうちに、しばらくもしないうちに住宅地にある教会に到着しました。
教会では慣れない雰囲気にとまどい気味でしたが、みなさんに温かく迎えていただき、イブの礼拝に参加致しました。英語での礼拝だったのでブラジルの研修員の方々には、難しかった方もいましたが、「クリスマスの雰囲気を感じ、楽しむことができました。もう少しイルミネーションを見る時間があればよかった。」との感想がありました。
ブラジルでは70%がカトリック信者だそうですが、皆さん、日本のプロテスタント系の礼拝は初めてだったようです。礼拝後、教会での軽食会にお誘い頂きましたが、時間の関係で失礼させて頂き、帰りはイルミネーションをみながら一つ先のバス停まで歩き、写真撮影。安全な日本を感じながら歩いて帰る人もいました。
ブラジルでは家族で過ごすイブも、みなとみらいでの人並みにびっくりしながら、文化の違いと、クリスマスを感じた機会となりました。
今後も様々な機会に、文化の違いを感じながら日本体験ができるような機会を作っていきたいと思っています。
(JICA-横浜YMCAデスク 石川 義彦)