横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど相互交流機会を設けています。
12月12日にYMCA ACTで行なわれたInternational Christmas PartyにJICA横浜から、マレーシア(機械工学)、ラオス(情報工学)、アルジェリア(漁業コミュニティ開発計画)、東ティモール2(ASEAN地域港湾保安セミナー)、モンゴル(社会基盤整備における事業管理)、ブラジル4(中小企業連携促進のための企業法務、日系継承教育、バイオテクノロジー、里山・里海管理制度)の10名の研修員が参加しました。
到着まで時間が掛かったこともあり、既にブラジルの方々の演奏が始まっていました。丁度、日系ブラジル人の研修員の参加が多かったので、演奏後、話のきっかけになったようでした。
やや緊張しながら各自紹介をした後、皆さん気楽に英語で話せる場所が楽しかったのか徐々に緊張がとけてあちらこちらで笑い声が聞こえるようになりました。日本での研修に参加している研修員は同じ国の研修員でも初めて会う方もいたようで、研修員同士の知り合う機会にもなったようです。沢山の日本人の方と会う機会もそうないこともあり「暖かい雰囲気で親しみのある人々と英語で話せたので、またこういうものに参加したいです。」などという感想がありました。
このように平日は終日研修している研修員も、日本人の大人の方々と交流できる機会は大切かつ必要だと思われます。日本のことを知ると同時にフレンドリーに日本人と話せるところから相互 理解も深まるのではと思います。今後も研修員と市民の方々が気楽に交流できる機会を作っていければと思います。
(JICA横浜-YMCAデスク 石川 義彦)