横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと、多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めていただくなど、相互交流機会を設けています。
12月5日に、アルジェリア(漁業コミュニティ開発計画)カメルーン2(漁業コミュニティ開発計画)、モロッコ3(漁業コミュニティ開発計画B)、カンボジア(社会基盤整備における事業管理)、パプアニューギニア(社会基盤整備における事業管理)、フィジー(社会基盤整備における事業管理)、バヌアツ(社会基盤整備における事業管理)、アフガニスタン2(生命ナノシステム)、ブラジル2(バイオテクノロジー、生物圏保存地域を対象とした持続可能性)、メキシコ(医療材料と再生医療)、インド2(機械工学)、トルコ(社会基盤整備における事業管理)、ケニヤ(社会基盤整備における事業管理)の19名の研修員が富士山ツアーに行きました。
日本に来たら是非行ってみたいと思い楽しみにしていた方、長期研修なので何回か近くを通ったが天候の関係で今まで見る事ができなかった方など、それぞれがかなり楽しみにしていた様子が見受けられました。
まずは、スバルラインの下にある富士山ビジターセンターに立ち寄り、富士山に関しての基礎知識を得て、スバルラインで富士吉田五合目まで登りました。
雲ひとつない快晴に恵まれて、空が真っ青で雪をかぶった富士山がくっきりと見えるこの上ない日となりました。五合目では、あまりの寒さにびっくりする研修員。初めての雪に、はしゃぐケニアやパプアニューギニアなど南の国の研修員達。
昼食時はYMCA東山荘に立ち寄り、ハラルやベジタリアンも配慮して頂いた食事を頂くことができました。
その後、忍野八海であらためて雄大な富士山をバックに記念撮影と湧き出る水を各自ペットボトルに詰め込んだり、飲んでみる人。
「富士山から流れきてこんなきれいな水が湧いてくるの?」と関心しきり。あらためて日本人は水に恵まれていると考えさせられました。
この日は、良い天気過ぎて逆光の写真にならざるを得なかったり、帰りは渋滞もあり長い帰路となりましたが「とても良い天気の中で、一生の夢であった、雄大な富士山に行くことができました。もっといたかった。」などの感想が多かったです。
今後も楽しく日本を理解し、関心を深めてもらえる機会を作っていきたいと思います。
(JICA横浜-YMCAデスク 石川 義彦)