横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみを持っていただくよう、11月29日にJICA横浜にて神奈川県青年国際交流機構のご協力をいただき、折り紙と書道体験プログラムを行い、パプアニューギニア2、(ASEAN地域港湾保安セミナー)、東ティモール(社会基盤整備における事業管理)、トルコ(社会基盤整備における事業管理)、モンゴル(社会基盤整備における事業管理)、フィジー(社会基盤整備における事業管理)、インド2(物理学、機械工学)、アフガニスタン(生命ナノシステム)、バヌアツ(社会基盤整備における事業管理) の10名の研修員が参加しました。
今回男性研修員が多く、細かい作業は慣れていないということだったのでどうなることかと思いましたが、皆さんは黙々と作業に取り組み、見事に新年に向けて翼を広げた祝い鶴ともみの木(ツリー)を作りました。なかには図面を見ながらどんどん折りすすめられる人もいれば、先生がまわってくるまで作業が止まってしまう人もいました。
しかし、出来栄えにはそれぞれに満足で「翼を広げた鶴は、確かにエレガントでお祝いに良いですね。時間が足りなかったけど楽しかった」とのことでした。
書道は、まず初めは縦の線、横の一を練習してからその後、見本をみながら練習して、最後に書きたい字を書きました。「自分の名前を平仮名で書いてみたい」など、どんどん興味は広がって、難しかったようですが貴重な経験になり、より日本文化に興味を持っていただいたように思えます。
今後も楽しみながら日本文化に触れて、実際やってみることにより日本を身近に感じることができればと願っています。
(JICA横浜-YMCAデスク 石川 義彦)