2015年8月8日土曜日

We are the World

横浜YMCA 地域交流事業「~International KARAOKE Night~」実施のご報告
 横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど相互交流機会を設けています。
 7月31日(金)にガンビア(漁業コミュニティー開発計画)、パナマ、ミャンマー(海事国際条約及び船舶安全検査)、ブラジル(服装造形)、ブラジル(高齢者介護サービス、システム構築)、ブラジル(バイオテクノロジー)、ブラジル(生物圏保存地域を対象にした持続可能性科学)の研修員が日本人参加者とともにカラオケルームに行きました。
 日本で始まったカラオケ文化を皆で楽しもうとのことでしたが、最初は今日初め会う方同士や各国の方がいたので、どうなることかと思っていました。スタートはマイペースで歌う方、聴いているだけの方もいましたが、日系の若い研修員は母国やWebでよく見ている最近の日本のアニメソングをがんがん歌い始め、おじ様研修員は、少し昔の洋楽や「SUKIYAKI」を歌うというパターンになりました。
国よりも世代別の違いが垣間見れましたかもしれません。また後半は「We are the World」などを皆で歌い、南米の曲ではステップを踏む方もいて盛り上がりました。曲を探すのに時間が掛かったり、初めての海外の方には予約方法が難しく、同行スタッフは一生懸命ずっと曲を探して予約することで疲弊しましたが、「初めて日本でカラオケに行けて楽しかったです。皆上手でびっくりしました」との研修員の感想に、日本生活に慣れてだんだんリップサービスも日本風になってきたのかとも思い、「知り合いの日本人同士だともっと盛り上がると思うのだけど・・・」と若干思いつつも、各国の方々が歌を通じて楽しいと思ってもらえる時間をもてて良かったです。
 また、良い歌(音楽)は国境や世代を超えて世界各地で歌われ、皆で一緒に楽しめるということをあらためて感じさせる機会となりました。
これからも日本での滞在中に様々な文化体験や気軽な楽しい交流の機会を持っていければと思っています。
(JICA横浜-YMCAデスク 石川 義彦)