富士山YMCAでのキャンプも3日目を迎えました。今日も朝から空気が澄んでおり、富士山をくっきりと見ることができました。前日の疲れも見せずに元気に起床し、しっかりと朝食を食べて、一日の活動の準備をしました。
【森の探検キャンプ2 3日目報告】
今日は一日をかけて、富士山の2合目をみんなでハイクします。2合目と言っても標高約1,200mのところにあり、子どもたちは出発前からワクワクしていました。
9:30頃マイクロバスで子どもたちは出発しました。ところが、出発して、1時間以上経ったところで、富士山YMCAに戻って来てしまいました。現地に到着したところ、滝のような雨が降ってきて、しばらく様子を見ていましたが、やみそうになかったので戻って来たとのことでした。富士山YMCAは強い日差しで、良く晴れていましたが、対象的に山の天気は急な変化があり、自然の怖いところも感じることができました。
少し休憩した後、気を取り直して、午前中は富士山YMCAの近くにある田貫湖の湖畔を散策することにし、様子を見て、午後再チャレンジすることになりました。
田貫湖の湖畔とても静かで、グループに分かれて散策し、お弁当を食べてから、湖畔で記念撮影をして、ゆったりとした時間を過ごしました。記念写真を撮った後、みんなで気持ちを入れ替えて、再度富士山2合目までチャレンジすることになりました。
富士山2合目までは無事にたどり着きましたが、雷が鳴っていたため、バスの中で待機することになりました。待機中はリーダーが富士山についての紙芝居をして楽しませてくれました。15分後ぐらいに雷が止み、ようやくハイクへ出かけることができました。富士山麓の原生林をハイクしていき、標高が約1,200mあるので、空気がひんやりとしているのを感じることができました。途中で、木の幹のトンネルをみんなでくぐったり、予定より短い時間でしたが、富士山のハイクを楽しむことができました。
【川滝探検キャンプ2 3日目報告】
今日の川滝冒険キャンプは、2つのグループに分かれて、乗馬体験、フリーチョイスの体験を半日づつ交互に行いました。フリーチョイスは「アイスづくり」「ネイチャーハイク」「ウィングブレード」に分かれ、個人で行いたいことにチャレンジします。
≪乗馬体験≫
乗馬は、馬のお話や、餌をやったり、撫でたりとスキンシップをしながら、乗馬の練習を行いました。練習の後は、草原の中を交代で気持ちよさそうに乗馬していました。
≪アイスづくり≫
アイスづくり用のボールに牛乳・生クリーム・砂糖などをいれ、周りを氷と塩で囲います。それらを振ったり転がしたりしながらひたすら40分…おいしいアイスができあがりました。今回のグループはチームワークがとてもよく、今までで最速に近いタイムで作ることができ、とても満足げでした。
≪ネイチャーハイク≫
森や草原を観察用レンズをひとり一つずつもってハイキングに出かけました。途中色々な昆虫や花を見つけては観察用レンズで見ていきます。今回は特に蝶をつかまえて観察レンズで観察しました。森は危険もいっぱいですが、転んでも「痛くない」とすぐに立ち上がる子どももいて、力強さも感じることができました。
≪ウィングブレード≫
台湾から来ているリーダーが中心にまずは、食堂でスチロール製の羽を組み立てを教えてくれます。次にウィングに好きな絵を書き、ゴム引っかける金具を付けて、外でゴムの力を使って飛ばします。子どもたちからは、滞空時間が長くなると「うわー長い、長い」と大きな声が上がり、笑顔で楽しそうにしていました。
【キャンプファイヤー報告】
夜は星空のもとで、森の探検、川滝探検キャンプでの合同のキャンプファイヤー行いました。
高く組まれた薪のまわりで、暗闇のなかで、点火の時を待っていると、みんなの掛け声と共に火の妖精が現れて点火し、リーダーたちのリードで盛り上がり、最後はみんなの気持ちが一つになったような静寂を持って終えることができました。
(富士山駐在スタッフ 島田 徹)