2015年8月12日水曜日

ボランティアとともに

横浜YMCA 地域交流事業プログラムのご報告
 横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど相互交流機会を設けています。
8月1日に今回3度目のホームビジットの受け入れホストファミリーの説明会を行い1、2回目を上回る13家庭のご参加がありまました。今夏に来日する青年研修員グループを中心にホームビジット交流を行うためのものです。YMCAデスクの働きや研修員を知っていきただき、今後ご登録頂いた後はビジットやステイで家庭との交流の機会が生まれればと、多くのボランティアが関わって頂くきっかけにしたいと思っています。
 また、8月5日には横浜在住のボランティアと、JICA研修員向けの地域紹介プログラムの研修を行いました。来日したばかりの研修員の方に、周辺地域と日本社会について知ってもらうための1時間ほどのプログラムです。
みなとみらいの赤レンガ倉庫向かいにJICA横浜はありますが、その中の宿舎に住んでいる皆さんにとっては、周りが全て見知らぬ世界。隣のビルは何か、向こうに見える建物は?という簡単な紹介をきっかけとして日本の社会や歴史に話を広げていきます。そして横浜の歴史やみなとみらいの都市開発の話、道の標識に書かれている簡単な漢字も説明します。
 このように、外国人の方に興味をもっていただける内容や、わかりやすい表現を検討しながら、二人で研修を行いました。本日参加してくださった方からは「大変勉強になりました。今後とも自分で知識を深めていきたいと思います。」とおっしゃってくださり、今後の活躍がとても楽しみです。
 JICA横浜-YMCAデスクでは今夏の浴衣の着付け&盆踊りイベントなども、市民ボランティアグループが下見、準備と関わっていただくなど、様々交流プログラムで様々なグループ、団体ともご一緒させていただいています。JICA横浜-YMCAデスクではこのようにJICA横浜の研修員と交流してくださる市民ボランティアの方を個人団体問わず募集中です。ご興味のある方はぜひご一報ください。お待ちしています。
(JICA横浜-YMCAデスク 石川 義彦、稲見 綾乃)