2025年10月13日月曜日

第56回全国YMCAリーダー研修会実施報告②

初日の夕食後はセッション1を実施しました。(講師:キリンホールディングス株式会社 美鳥 佳介さん)

美鳥さんは元YMCAのリーダーで、中学校教員、環境省、フェアトレードの理解を深めるためのNGO設立など、幅広い経歴の持ち主です。

美鳥さんからは、「自分自身の“well-being”」について、世界の国々と日本との比較やコンピテンシー(非認知能力)に触れ、お話しいただきました。

“共感性”や“メタ認知”など17のコンピテンシーの中で、自分自身にとって、特に重要なコンピテンシーを考え、グループでディスカッションをし、学びを深めました。

~美鳥 佳介さん~

その後は、キャンプファイヤーを実施しました。

全国のリーダー中から、有志のメンバーが事前準備などを行い、当日は大盛り上がりでした!

~キャンプファイヤーの様子~

2日目は朝の集い、朝食の後、セッション2を実施しました。(講師:特定非営利活動法人 フリー・ザ・チルドレン・ジャパン 菅原 萌子さん)

菅原さんからは「子どもたちのwell-being」について、

発展途上国の現状や子どもの権利条約の条文の詳細を交えてお話しいただきました。

「“well-being”とはどのような状態のことを指すのか?」などといった問題提起に対し、日頃のリーダー活動に置き換えて考え、グループで共有し、学びを深めました。

~菅原 萌子さん~

午後は昼食後、海洋プログラムを実施しました。

カナディアンカヌーやジャンボカヌーに乗り、センターから海を渡って約800m先にある、無人島「野々島」を目指しました。

時には歌を歌いながら、みんなで協力してカヌーを漕ぎました。

~カヤックの様子①~

~カヤックの様子②~

夜は、入浴、夕食の後、グループごとに出し物をする「阿南FES」を実施しました。

グループごと、研修会のテーマ「心に帆を揚げて」に合わせて、想いを表現しました。

~阿南FESの様子~

グループごとの出し物の後は、参加者全員で「阿波踊り」を踊りました。

全員で法被を着用し、阿南YMCAのリーダー中心で盛り上がりました。

~阿波踊り後の様子~

いよいよ明日は最終日です。

たくさんの学びとかけがえのない思い出を横浜へ持って帰ります!


担当:瀬戸、佐藤、高井

2025年10月11日土曜日

第56回全国YMCAリーダー研修会実施報告(1日目)

本日から1013(月・祝)まで、第56回全国YMCAリーダー研修会(主催:全国YMCAウエルネス担当者会)が徳島県にあるYMCA阿南国際海洋センター(大阪YMCA)にて行われます。

全国YMCAのユースリーダーやスタッフ、計90名が集まりました。

横浜YMCAからは、9名のユースリーダーとスタッフ3名の12名で参加です。

研修会前日の1010()の夕方に新幹線で新神戸駅へ向かい、その後、貸し切りバスでYMCA阿南国際海洋センターへ向かいました。現地到着は深夜でしたが、みんな明日からの研修会本番に向けてすぐに就寝しました。 

~新神戸駅到着時の横浜YMCAユースリーダー~

 1011()の午前中はリーダーそれぞれがチョイスしてヨット、カヤックなどのマリンプログラムを体験しました。

             

~ヨット体験の様子~

 

~カヤック体験の様子~

 昼食後は当日来るメンバーも合流していよいよ研修会のスタートです。オープニングセレモニー、開会礼拝を行いました。

その後はグループに分かれ、アイスブレイクを行い、グループ内でのコミュニケーションを深め、夕食時も楽しい会話で盛り上がりました。

 

~アイスブレイクの様子~

3日間、全国YMCAのユースリーダーと親睦を深めながら、良い出会いを大切にしてたくさん学び、吸収していきたいと思います!


担当:瀬戸、佐藤、高井

2025年10月1日水曜日

140 years of HISTORY Vol.19 県北地域の活動拠点 川崎YMCA

横浜YMCAは創立95周年記念事業として、拠点開発のため川崎地区YMCA設立準備計画を作成し、地域調査や実験プログラムが行われました。1979年10月には、川崎市多摩区(小田急線向ケ丘遊園駅から徒歩2分)のビル3階にYMCA川崎センターを開設しました。サッカー、少年野球、水泳などのプログラムのほか、川崎市からの要請を受け、社会復帰を目指すリハビリテーションプログラムや、夏には川崎市立小学校PTA主催の水泳教室、保健所のレクリエーション指導にYMCAの指導者を派遣しました。地域のニーズに応える活動が積極的に展開されました。

1982年4月には、地域や各界で活躍する社会人と大学生の14人で構成される川崎YMCA運営評議委員会が発足し、同年7月、同市多摩区(小田急・南武線登戸駅から徒歩5分)にて川崎YMCA青少年センターの起工式が行われました。1983年4月には献堂・落成式が行われ、「通年で使えるプールがほしい」という地域の人びとの願いが実現しました。現在は、主に健康教育や子育て支援などの生涯学習をはじめ、川崎市の介護予防事業が行われています。

地域の願いが実り開設された川崎YMCA(1982年)


山田です

先日、「県警捜査2課の山田」なる人から電話がかかってきました。「佐竹さんですか?」「山梨県警から照会があって、電話しました。」「あなたの名義のカードが事件関係に使われたようだということでこちらに連絡がきたんで電話しています。」「身分証明書、写真の入っているもの、紛失したことありませんか。」「財布やクレジットカードなどの紛失は?」「今、お家ですか、仕事場ですか?」「この会話は人に聞かれないようにしないといけないのですが、周りに人がいない環境ですか?」「今、私は山梨県警のほうから書類が来ていて、それで少しお話を伺う必要があって。」などが主な内容です。その後、電話は突然切れてしまいました。

電話に出ると、私の名前を言われ、警察?何かあったか?と一瞬警察と信じました。報道でも見聞きしていたので、「これは!」と思い、録音を始めるなど冷静になったのは終盤の「仕事場ですか?」あたりからでした。本当に職場の自席でしたので、冷静になれたかもしれません。自宅や移動中に一人で電話を受けていたらどうだったか?結果的に冷静になった私が「はい」くらいしか返事をしないので、途中で切られたのかもしれません。

まさか自分にそのような電話がかかってくるとは思いませんでした。自分の名前を言われ、こちらが考える間を作らせず次々に話しかけられ、あっという間に相手のペースにはまるかもしれないことが想像できた経験でした。人をだます手口はもっと複雑で、手が込んでいるそうです。気を付けないといけません。そんな人の心を操れるような頭脳があれば、スキルがあればもっと別のところに使えばよいのに、と思いました。皆様もご注意を。(※「総主事マンスリー」にて既報の内容でした)


                              (総主事:佐竹博)

2025年9月22日月曜日

【健康教育部】サマーキャンプリーダー評価会・感謝会

 サマーキャンプが無事に終えて、一緒に活動してくれましたユースリーダーが集まり評価会と感謝会を横浜中央YMCAにて行われました。

忙しい中ですがたくさんのリーダーが集まり、キャンプ前後の自身の気持ちや行動の変化などみんなと話し合いの時間が持てました。


キャンプでの思い出の写真を見て振り返り、ボールを使ってチーム対抗戦のゲームをして交流した後に感謝を込めてひとり一人にパーソナルレコードをコメントを寄せながら渡すことも出来ました。












子どもたちと過ごした時間で自身も成長してこれからの学校生活や仕事の励みにもなります。
次は冬のスキーキャンプ!たくさんの感動を届けられるようにリーダー一同準備をしてまいります。

横浜YMCAサマーキャンプ担当者一同

2025年9月17日水曜日

東北アジアの平和のために〜第17回三都市YMCA会議を開催

相互の交流を深め東アジアの平和を作り出すことを目的に8月25日~29日の日程で第17回上海・光州・横浜 三都市YMCA会議が横浜で開催されました。

今回の三都市YMCA会議は横浜YMCAがホストとして開催し、上海YMCA、光州YMCAの理事や総主事、スタッフ、ユースが横浜に集いました。「ユースのメンタルヘルス」をテーマに、基調講演、フィールドトリップなどを行い、各都市の取り組みや課題などについて話し合いが行われました。


三都市YMCA会議に先行して8月25日~27日にて各都市のユースが集まり、三都市YMCAユースキャンプが行われました。上海YMCAから4名、光州YMCAから4名(うち引率1名)、横浜YMCAから5名のユースが富士山YMCAグローバル・エコ・ビレッジに集まり、2泊3日のキャンプを通して「ユースのメンタルヘルス」について考える時間になりました。特に2日目のワークショップでは東京医療保健大学医療保健学部教授の渡會睦子先生を講師にお招きし、「こころについて学ぼう 自分の人生を自分らしく生きるために」というテーマで自己肯定感や自分の人生、思春期のこころの変化などについて講義を聞いた後に、お互いの内面で良いところを背中に張った紙に書いていくという「ほめほめゲーム」を行いました。まだ出会って1日しか経っていないメンバーでしたが、お互いの内面でのいいところを積極的に書き合う姿が印象的でした。その他、仲を深めるためのレクリエーション、キャンドルファイヤーなどを行い、各都市のユースが言語の壁や文化の違いなどを乗り越え、次第に仲良くなっていく姿を見ることができました。


27日からはシニアとユースが三都市YMCA会議の会場であるナビオス横浜に集まりました。平和の鐘の音色から始まった開会礼拝では、各都市の言語を大切にメッセージや賛美がありました。オープニングセレモニーでは、各都市のYMCAからの挨拶、記念品贈呈、記念撮影などを行いました。午後の基調講演では、筑波大学人文社会系教授の土井隆義先生を招き、「若者の心の現在地」と題し、流動化する人間関係や時代の変化とともに変わる若者のこころ、生きづらさの要因の変容、不満と不安、不安を紛らわせる、忘れるために行われる若者の自傷行為の実態について学びました。基調講演のあとは各都市における若者の状況とYMCAのユースのメンタルヘルスへの取り組みについて発表がありました。

28日のフィールドトリップでは、横浜YMCAの歴史を振り返る機会として横浜海岸教会を訪問したほか、社会的養護を必要とする高校生に特化したファミリーホームさくらハウスを見学し、ユースに向き合う実践の場からともに学ぶ機会を持ちました。夜は歓送夕食会が行わられ、今回のテーマに関する学びをユースが発表をしました。


三都市YMCA会議とユースキャンプを通して、上海YMCA、光州YMCA、横浜YMCAの三都市のレイパーソン、総主事、スタッフ、ユースが集まるという時間が改めて貴重な機会であるということ、はなれていてもつながっているということを実感しました。


次回は2年後、光州YMCAでの開催です。今回の三都市YMCA会議で出会った皆さんと2年後また再会したいと思います!
                                                                                                                          
                                                                                           国際・地域事業 油井・柳原





2025年9月16日火曜日

【健康教育部】ユースリーダー三浦で活動してきました!

 サマーキャンプや短期講習会が終え、少しほっとする中、それぞれのYMCAで活躍しているユースリーダーが集まり三浦の海で「全力でたのSEAもー!」と募り、スタッフも含めて26名が集まりました。
黒崎の鼻まで遠征してきました!

まだまだ夏の日差しが。。。と思っていましたが当日は少し肌寒く、小雨も途中で降ってきましたが、海は穏やかで、カヤック、SUP(スタンドアップパドルボード)で少し遠くの磯場へ上陸し、シュノーケリングも行い、小さな魚やカニなどとふれあいも出来ました。

透明度ばっちりでした

あっという間に上手に乗りこなせました

みんなでつながって


キャンプで子どもたちへ安全に遊べるようにトレーニングしたリーダーと初めてSUPやカヤックに挑戦したリーダーもいて、声をかけながら協力して過ごすことが出来ました。
室内に戻り、大きな多目的ホールで事前に用意した運動会をみんなで行ってさらに交流も出来ました。
チームで協力して盛り上がりました


一日のふりかえりとして、みんなで遊びながら体験したことを子どもたちのキャンプで安全に伝えていけるか?海の自然をどのように伝えていけるか?も話し合いをして、次回、冬にはこんなことしたいね!YMCAの普段の活動に繋げて行きたいね!など活発な意見交換の時間もとれました。
話し合いも熱い想いで時間が足りない!!

今回、実行した2人のリーダーも「やってよかった!」「色々なリーダーと話が出来た!」「こんなこともキャンプに繋がっていけるんだね」など充実感もたくさんあったようです。
次回もたくさんのリーダー、スタッフで交流が持てるように企画していきたいですね。

会場を提供くださった三浦YMCAグローバルエコヴィレッジの皆さん、プログラムの安全も確保いただきありがとうございました。
夏の思い出には花火だね!

また集まろうね!

横浜YMCA 服部 雄貴(はちリーダー)