2021年2月26日金曜日

2020年度第五回青少年指導者育成基金委員会開催のご報告

 2月19日、オンラインを使用して青少年指導者育成基金委員会が開催されました。

委員会では、横浜YMCA将来計画「VISION2034」の取組みと青少年基金のリーフレット作成について協議を行いました。「VISION2034」の取組みは、青少年基金の使途先の拡大と基金の拡大につい意見交換を行い、使途先を拡大する為に国内のユース世代(学生たち)が一同に集い、学びと交流を行う企画の提案や世界のユース世代(学生たち)が集う企画などの提案がされました。

また、青少年基金のリーフレット作成については、掲載内容の確認や写真の活用について意見交換を行いました。リーフレットは、今年度中に作成ができるように準備を進めて行きます。

次回の、青少年指導者育成基金委員会は、2021年3月12日の開催を予定しておりまます。

(青少年指導者育成基金委員会事務局 森山真治)

2021年2月23日火曜日

ピンクシャツデー 講演会「いじめをなくすために~互いの違いを受け止めあえる社会を目指して」

 2月はピンクシャツデー月間!

いじめのない世界をつくるには、どんなことが必要だろう?何ができるだろう?みんなで一緒に考えるために、キックオフイベントとしてオンライン講演会を開催しました。

お話してくださったのは、LGBTを含めた全ての子どもたちがありのままで大人になれる社会を目指して活動している認定NPO法人ReBit(リビット)のメンバーです。

「ちがいってなんだろう?」の問いかけから始まった講演会。チャットで参加者の意見がどんどん寄せられます。ちがいとは、「個性、その人の良さ、認め合えると素敵な部分。ちがいはあって当たり前、ちがいがあるから面白い!」という意見がある一方で、「人と違うことはちょっと不安」という意見もたくさん出てきました。


「なんで自分はほかの人と違うんだろう…?」

ちがいによって悩み、からかわれたりいじめられたりする子どもたちに思いを寄せるきかっけとして、見た目では分からない「多様な性」について分かりやすく説明していただき、セクシュアリティは一人ひとりの個性を作り上げる大切な一部分であること、すべての人の尊厳にかかわるものであることを確認しました。

ReBitメンバーの等身大のメッセージに引き込まれ、あっという間に時間は過ぎていきます。困っていることを見た目では判断できないけれど、声掛けひとつで救われる子どもがいる—ちがいを排除するのではなくちがいを認めること、ちがいで悩んでいる子どもがいることを想定し、配慮できる存在であってほしいとメッセージをいただきました。


最後に、ピンクシャツデーのエピソードにちなんで、「誰かのためにアクションできる人を育むためにできること」を一緒に考えました。チャットに寄せられたアイデアは…
「思いやり」と「想像力」「思いを馳せる力を育てること」「違和感を語れる仲間を作る」 「自分自身を好きになる」「まずは大人が示す」あなたはどんなことができると思いますか?

以下に、参加された方の感想の一部をご紹介いたします。
・ちがいってなんだろう、というところから始まった講演でしたが、お話を伺っているうちに「ふつう」ってなんだろう?という考えがふつふつと出てきました。

・穏やかでにこやかにお話しされるメンバーの背景には、「人と違う」ということでつらく、悲しい悩んだ時期があっただろうことを思い、今自分らしく生活を送っている姿は同じ悩みを感じている皆さんに力を与えることと思いました。

・「ちょっと違う」が素敵なことだと尊重されるような土台づくりを、幼児期〜小学生にかけても取り組んでいけると良い。もっと自由に、自分がありのままで深呼吸できる居場所を、社会のなかに増やしていきたい。

・セクシュアリティの問題だけでなく、「一人ひとり違って当たり前」ということが受容される社会になるために、私たち大人の責任は大きいと感じました。


いじめのない世界、互いの違いを受け止めあえる社会を目指して、自分ができることから始めてみませんか??

横浜YMCAの取り組みはこちらhttps://www.yokohamaymca.org/event/pink_shirt_day_2020/

(ピンクシャツデー委員 柳原絵里子)

2021年2月22日月曜日

ミャンマーに思いを寄せて

 ミャンマーでは2月1日に国軍によるクーデーターがあり、現在、アウンサンスー・チー氏が拘束されました。これに抗議する多くの市民のデモに対して、治安部隊が発砲し、死傷者や拘束される人びとが出ています。

2月19日の夕べ、アジア・太平洋YMCA同盟の呼びかけで、オンラインによるミャンマーYMCAのための特別祈祷会が開かれました。前日の案内にもかかわらず、アジア・太平洋地域や世界YMCA同盟、ヨーロッパから全体で約80人の理事、ボランティア、役員、スタッフが参加しました。国際協力で30年以上にわたり、ミャンマーYMCAと協働している横浜YMCAからは、ミャンマーでのボランティア活動参加者も含め16人がこの輪に加わり、参加できないメンバーからも数多くのメッセージが届きました。

祈祷会では、ニュース映像やスマホで撮影した映像などで、ミャンマーのデモに対する治安部隊の攻撃の様子も伝えられました。ミャンマーYMCA同盟総主事からは、ハカYMCAロニー・ライアン総主事が2月10日に拘束されたときのことや、若者たちの未来が奪われることへの懸念が語られました。インターネットにアクセスできない状況も出ており、国際社会による働きかけが必要になっています。

拘束されている人びとの安全と即時釈放、そして今、民主主義の回復のために闘い、不安の中にあるミャンマーの人びと、一人ひとりの人権が守られますようにと、共に祈りを合わせました。

横浜YMCAは例年、年末年始にボランティアグループを派遣しており、2018年からはタングーYMCAと共にリハビリテーションや介護教育を実施しています。コロナ禍で今年度はボランティア派遣ができませんでしたが、1月8日には、横浜YMCA国際事業委員会が、ミャンマーYMCAとオンラインでミーティングを行い、2月よりミャンマー・プロジェクト・ミーティングを行っていこうと決めた矢先の出来事でした。



(1年ぶりにオンラインでミャンマーYMCA同盟、
タングーYMCAの理事・スタッフとつながった。)

一日も早く、平穏な日々が戻ることを心から願います。

(国際・地域事業 高村文子)

2021年2月20日土曜日

YMCAユースチャンネル開設

 ~YMCAユースチャンネル開設~
 『YMCAユースチャンネル』は、YMCAに連なるユースリーダーによって現在進行している活動の様子をYouTubeで紹介しています。


 キャンプソングで愛されている『がんがん』の秘話を聞くこともできます。ぜひ一度ご覧いただければと思います。各ご家庭で『がんがん』を熱唱してくださいね♪そして、キャンプでみんなと一緒に歌える日を楽しみにしてます!

(志賀スキーキャンプ総合ディレクター 三上淳)

YMCAの未来を語る ~国際事業委員会~

2020年度 第5回国際事業委員会を1月26日に開催しました。

横浜YMCAの将来計画について、次年度からの第1期中期計画に反映させるため、年末年始にかけて、各委員が事前資料として、「将来に向けて、こんなYMCAでありたい」という願いを作成しました。

当日は、事前に送られた資料をもとに、グループに分かれて、話し合い、その後、出されたアイディアをわかちあいました。出席した委員全員が思いを語り、欠席委員も書面で事前の意見を提出しました。


それぞれの思いを反映した内容にまとめていく予定です。2月中に第1期中期計画の素案をまとめ、次回事業委員会では、今回話し合われた内容をまとめていきます。

(国際・地域事業 高村文子)


2021年2月15日月曜日

白山丸

 12月、神奈川新聞にフィリピンから元戦犯が恩赦により帰国、再開し涙ぐむ親子の写真に関する記事があった。亡くなったと思った父との再会、母はすでに再婚し、弟も生まれ、両家庭のはざまにある長女を中心に戦争の影が続く記事だった。数日後、横須賀基督教社会館に阿部志郎さんを訪ねた折、その記事に関連し、大統領恩赦にはYMCAが深く関わっていたことを教えていただいた。年末に「小倉メモリアルクロスの記憶」(安東邦昭著・図書出版木星舎)の書籍を著者からいただいた。

戦後すぐに発足した小倉YMCAが、日本YMCA同盟とともに、戦犯の助命嘆願運動を行い、恩赦がかなう経緯が紹介されていた。内容によると、当時のキリノ大統領は日本軍に妻子4人を目の前で殺されており、大統領としても国民感情を代表する立場と、カトリック信徒としての信仰のはざまの苦悩が記されている。大統領による恩赦署名の前に、フィリピンから137名の交流団が来日する。東京から小倉まで各地を訪問しその歓迎と交流の様子が帰国後に報告され、その後大統領は恩赦に署名する。その一行は、鎌倉YMCA、横浜YMCAを訪問し、交流したと記録があり、この平和交流に関わっていたことを誇りに思う。恩赦後元戦犯たちは、引揚船白山丸で横浜に着いたと書いてあった。その時の写真が冒頭の神奈川新聞記事である。この数日の不思議な縁を思う。

引揚船白山丸にゆかりのある方がオンライン開催する横浜YMCA会員大会に登場される。横浜大空襲の語り部として活躍される中島知子さんは、看護師として樺太から帰ってきた白山丸を迎えた経験を持つ。平和を願う2月11日に行う会員大会に、ぜひご視聴ご参加いただきたい。

(横浜YMCA総主事 佐竹博)

2021年2月13日土曜日

第2回SNS勉強会開催のご報告

 横浜YMCA広報タスクでは、職員向けのオンラインSNS勉強会第二弾を2月5日に実施いたしました。

各事業、拠点から約30名が参加頂き、今回は共通するSNSツールということでブログを中心に実施いたしました。いくつかの事業にて活躍されるスタッフの日常の業務風景におけるブログ作成のタイミングやコツをタスクメンバーより紹介報告させていただきました。

タスク主導運営する公式ツイッターの進捗もお伝えし、まずは職員の皆様のフォローをぜひお願いいたしますと繰り返し依頼させていただきました。

後半では、前回の勉強からの質問に対しての回答し、SNSの今後の展開についても触れさせていただきました。

各部門、職場においての利用頻度や理解度、PC環境なども異なるため、それぞれの環境に合わせた支援も必要とタスクチームではとらえております。

次回勉強会&公式ツイッターも頑張ります!

(広報タスク 宮崎亮)

YMCAユースボランティア×みんな電力株式会社 共同動画作成

 1月21日(第1回)、1月25日(第2回)にオンラインにて、
『YMCAユースボランティア×みんな電力株式会社 共同動画作成』 ミーティングを実施しました。

第1回はみんな電力株式会社 小澤雅志氏による、「再生可能エネルギーとみんな電力の取組み」について、第2回はFoE Japan 吉田明子氏を講師に招いて、 「気候変動に関して」のご講義をいただきました。 

横浜YMCAからは、2名のユースリーダー(湘南とつかYMCA)に参加していただきました。

(上野さん(ゆいリーダー)写真右上、 高井さん(よっとリーダー)左下 )

講義の中でグループワークもあり、 「YMCAでも更衣室が必要以上に熱かったり、シャワーがだしっぱなしのことがあり、自分たちも節約を心がけることでCO2削減ができるとおもう」「ソーラーパネル等、初期費用が抑えられてくれば、切り替えが進んでいくと思う 」等、普段の生活の中やYMCAで感じていることを提案いただきました。

地球温暖化、自然災害など、気候変動問題を解決するには大変な道のりではありますが、「みんなで問題解決のために行動する」ことが一番の近道ということを共通理解しました。

ミーティングは3月までの全4回。
第3回は、2月10日13時~15時「日本郵船株式会社企業インタビュー(オンライン)」
第4回は3月下旬「発電所見学」おひるねみかん ODAWARA 発電所への見学会を行う予定です。

題目にあるように、共同で動画を作成し、会員および一般の方へ再生可能エネルギーへの切り替えを進めていくことにつなげることがゴールとなります。

(横浜YMCA 工藤俊二)

2021年2月6日土曜日

スポーツエールカンパニー 3年連続で認定

 「スポーツエールカンパニー認定制度」は、スポーツ庁が働き盛り世代のスポーツ実施率向上を促進することを目的とし、社員の健康増進のために、スポーツの実施に向けて積極的な取り組みを行っている企業を認定する制度です。

平成29年度に創設され、今回「スポーツエールカンパニー2021」では623社が認定されました。

私たち横浜YMCAは、働く仲間のための「健康づくりプロジェクト」をスタートさせ、運動機会の増加と健康情報の提供に取り組み、「神奈川県企業対抗ウォーキング」や「よこはまウォーキングポイント」へも参加しました。

今年度から会議中のオンラインリフレッシュ体操や運動、栄養、メンタルの動画を作成し、オンデマンド配信してコロナ禍の中でもできる取り組みを実践しています。

これらの取り組みが認められ、3年連続での認定となりました。
https://www.yokohamaymca.org/sports_yell_company/

(横浜YMCA)