2021年1月21日木曜日

横浜YMCA会員事業委員会のご報告

横浜YMCAでは、会員の学びと交流のために毎年会員大会を2月11日に開催しています。
主催である会員事業委員会で1月18日に開催準備を行いました。

今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のためにYouTubeとZoomを使ったオンラインでの開催となりますが、学びと交流を深めるための工夫がなされています。
「いのち」を考える講演会は2本。一つは「横浜大空襲下の軍国少女」と題して中島知子さんにお話を伺います。もう一つは「折れない心を育てる いのちの授業」。小澤竹俊先生をお招きして在宅診療・看取りについて学び、その後オンラインでの交流を行います。

1人でも多くの方々と共に平和・いのちについて学び交流をしたいと、委員会ではZoomを通して、当日様々な年齢の方々が交われるように、と意見交換が行われました。

皆様のご参加をお待ちしております。詳細は、添付のご案内をご覧ください。


横浜YMCA会員大会 2月11日(木・休)
横浜YMCA会員大会の詳細こちら

(会員事業委員会 平野絹絵)

2021年1月20日水曜日

ピンクシャツデー スタッフ研修「いじめの理解と対応」

 子どもたちを取り巻くいじめの実態について理解を深めるため、ピンクシャツデースタッフ研修を115日に実施し、約50名のスタッフがオンラインで学びの時を持ちました。

講師は、日本キリスト教団林間つきみ野教会牧師で臨床心理士・公認心理師の川浦弥生先生です。スクールカウンセラーとして子どもたちの学校生活をサポートする川浦先生から、現場の事例報告や対応について専門家の立場からお話しいただきました。

「いじめ」の定義も時代の流れとともに変遷し、以前はいじめと捉えられなかったような、からかいやふざけの延長のような行為も、行為を受けた本人が心身の苦痛を感じているような場合にはいじめと認められるようになりました。SNSを通じたいじめも増えており、いじめの様相も時代とともに変わってきています。


事前に寄せられた質問事項にもお答えいただき、いじめられている子どもへの声がけ、いじめてしまう子はどうしてそのような行動をとるのか、いじめを防ぐためには成長過程でどのような人間関係が築かれるべきか、たくさんの事例から具体的な対応までお話しくださいました。
子どもたちの成長に寄り添うYMCAスタッフとして、子ども自身が持っている可能性を信じ、何か問題が起きた時に解決しようとする交渉力や連帯する力を身に着けられるようサポートしていくことが大切だとメッセージをいただきました。

 川浦先生、ピンクシャツを着ての研修、ありがとうございました!

☆ピンクシャツデーは、毎年2月の最終水曜をいじめについて考える日・いじめられている人と連帯する日として、各地で様々な取り組みが行われています。しかし、いじめやいじめを引き起こす差別や偏見・不寛容の問題は、日々私たちの身の回りで起きています。

横浜YMCAでは、今年度から2月だけでなく日常の中でいじめのことを身近に感じ、小さな取り組みから社会を良い方向に変えていこうと取り組みを進めています。

横浜YMCAの取り組みはこちら

(ピンクシャツデー委員会 柳原絵里子)

2021年1月19日火曜日

SNSでの発信をがんばります! ―SNS研修会を行いました―

みなさま、横浜YMCAがSNS(BlogやTwitter、Facebookなど)で情報発信をしていることはご存じでしょうか?

横浜YMCAには、
https://www.yokohamaymca.org/about/sns/
だけのSNSがあります。

ただ、いままでは発信される情報の質や量がまちまちでした。

そこで質を高め、積極的に発信をすべく、1月8日に専門家を交えた研修会を行い、47名のスタッフが情報の質を高める方法などを学びました。

併せて、横浜YMCAの公式Twitterも開設し、各拠点のおすすめ情報をご紹介します。

アドレスは、
https://twitter.com/yokohama_YMCA
です。ぜひ、フォローをお願いします!

広報DXタスクチーム 浅沼

2021年1月16日土曜日

チャリティーゴルフに向けた第2回実行委員会を実施しました。

 2021年1月15日、チャリティーゴルフ開催に向けた第2回実行委員会を行いました。緊急事態宣言が発出されておりますので、集まることはせず、実行委員の皆さまとリモートによるインターネット会議となりました。 


前回の記録確認から始まり、申し込み・協賛状況の確認、実行委員の皆さんの関係者であと何人程度申し込みが見込めるか確認しました。最後に緊急事態宣言が延長された場合の対応などを確認し終了いたしました。次回は2月10日となります。集合形式で実行委員の皆さまとお会いできる社会状況となっていることをお祈りしております。

第6回横浜YMCA子ども支援(BAPY)基金のためのチャリティーゴルフ

2021年3月5日 https://www.yokohamaymca.org/event/2020_charity_golf/







                              (事務局 長田 光玄)

2021年1月11日月曜日

共感

「喜びを与えたいんじゃない、届けたいのでもない、一緒につかみたいんだ。感動を与えたいんじゃない、一緒に感動したいんだ。あるべき監督像を追わず、自分らしくブレずにやっていく。引き受けたからには腹をくくり、前だけを見てつき進む。」背番号18が81になった「ハマの番長」の監督就任時に神奈川新聞の球団広告にあった文章の一部。

ひっくり返ったのは背番号だけではない、プレーヤーからマネージャーに、自分が全力を出すことからチームが全力を出せるように。ファンへのメッセージもさすが番長、かっこいい。

「一緒に」と強調された部分に、共感する人も多いと想像する。本誌今月の巻頭対談の鈴木弥也子さんもある集会で「私は環境活動家ではなく、ただの大学生です」と前置きしながら、マイクを持ち聴衆を前に力強く将来のために今すべきことを、一人ひとりの行動レベルの事例を示し、説明した。「それならできそうだ」と聴衆が共感する。番長も大学生も明確で「一緒に達成を目指したい」というメッセージに人びとが共感する。

YMCAの会員や職員が持つ「らしさ」を「心をひらき、分かち合う。前向きで、まわりを惹きつける魅力を持つ」と表現する。私たちもそれぞれの場で、今必要とされていることを提供しつつ、一人ひとりの目標の達成とともに、「一人がよくなると世界がよくなる」ことにつながると伝え、共に達成したいと発信していく。

一年の終わりと同時に、この年度も4分の3が過ぎた。新年にあたり私自身は、番長の最後の一文に励まされて、腹をくくり(私の場合は、歴史に思いを馳せ、足元を確かめつつ前を向く、のだが)つき進むように新しい年を歩みたい。

(横浜YMCA総主事 佐竹博)


2021年1月6日水曜日

新しい生活様式の中でできることを~国際事業委員会

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年は、新型コロナウイルスの影響で世界中が大きな変化を強いられた1年間でした。また、世界中が同じ課題に向けて新しい取り組みを探った一方で、これまで見えにくかった多くの課題が明らかにされた年ではなかったでしょうか。

2020年、横浜YMCA国際事業委員会も大きな変化の年でした。委員会はオンラインを活用して、予定していた全4回の会議を予定通り開催しました。4月から世界YMCA同盟、アジア・太平洋YMCA同盟、日本YMCA同盟など、世界のYMCAとオンラインでつながり、新型コロナによる課題を共有し、祈りを共にしました。

6月から4人の新しい委員が加わり、直接会う機会はありませんでしたが、委員のファシリテートによるTAKOトークなどのオンライン交流も行いました。



新委員を迎えて開催した第2回国際事業委員会(2020年6月30日)



TAKOトークの進行をする木下委員(第3回国際事業委員会 2020年9月12日)

一方で、大変残念ですが、長く国際事業委員会をお支えくださった金子功委員が11月に他界されました。12月の委員会では金子委員を追悼する時間を持ちました。長く国際事業委員長として国際会議への参加やホストとして働き、国際協力や海外研修などの団長として現地に赴いてくださったほか、日本に来る留学生や研修者を温かく支援し、また、海外にはばたくユースボランティアを励ましてくださった金子委員の数々のエピソードが語られました。これからも国際事業委員として、金子委員が大切にしておられた誠実さやホスピタリティを受け継いでいこうと皆で祈りを捧げました。


金子功委員の功労について語る本間勝委員(第4回国際事業委員会2020年12月3日)

新しい年を迎え、新しい生活様式の中で、あらためて今、大切なものは何かを考えながら、横浜YMCAの国際事業を進めます。


(国際・地域事業 高村文子)