2022年2月24日木曜日

SDGsよこはまCITY冬 国際協力・多文化共生からのアプローチ「ユースと取り組むSDGs!」のご報告

2月20日(日)、横浜YMCA国際・地域事業では「SDGsよこはまCITY冬 国際協力・多文化共生からのアプローチ」に参加し、「ユースと取り組むSDGs!」と題しセミナーを開催しました。

横浜YMCAの各事業では、SDGsの17の目標達成に向けてさまざまな取り組みをしています。
今回、湘南とつかYMCAユースリーダー会のメンバーがスピーカーとなり、取り組みの紹介をしました。

最初の自己紹介では、ユースリーダーのみなさんが最近意識しているSDGsの取り組みについて話がありました。
例えば、日常生活で節水・節電を心がけているというエピソード、プラスチックゴミを減らすために買い物の際にはレジ袋を持参し、外出の時もマイボトルを持参することなどです。

そして、SDGsの17の目標の中、14番「海の豊かさを守ろう」、17番「パートナーシップで目標を達成しましょう」に着目し、湘南とつかYMCAが取り組んでいる2つの活動を紹介しました。

一つ目は、ゴミ拾いの活動です。湘南とつかYMCAは定期的に地域の柏尾川や片瀬江ノ島海岸付近までゴミ拾い活動を行っています。ユースリーダーだけではなく、保護者の方やYMCAとつか乳児保育園の先生と一緒に取り組んでいる様子が報告されました。

川のゴミが海まで流れてしまっているため、日頃から意識してゴミを減らし、きれいな環境を守る重要性を感じました。


二つ目は、みんな電力の発電所見学です。発電所では、太陽光発電のソーラーパネルと緑のカーテンなど再生可能エネルギーの発電設備、SDGs活動に取り組んでいる農家カフェを見学した際の報告がありました。発電所見学の後には、座学会で振り返りを行い、湘南とつかYMCA館内で手作りの新聞を掲示し、より多くの人に知ってもらう工夫を行いました。

質疑応答では、参加者から発電所見学といったSDGs取り組みをどのようにして企画したのか等、質問が寄せられました。ユースリーダーの皆さんは、活動をきっかけに環境への意識が変わっていくことを願い、また、これからも一人でも多くの人をSDGsの取り組みに巻き込んで活動を広げていきたいと決意を述べてくれました。


今回のセミナーは約30名の参加者が集まり、ユースリーダーの皆さんの報告に感謝しつつ、SDGsの目標達成に向けてそれぞれの想いを胸に、記念撮影をしました。


横浜YMCAの各事業は、引き続きSDGsの17の目標達成に向けて、社会をよくする活動を共に広めていきたいと思います。

(国際・地域事業)

2022年2月19日土曜日

第7回横浜YMCA子ども支援(BAPY)基金のためのチャリティーゴルフ 第3回実行委員会

2022年2月18日(金)第7回横浜YMCA子ども支援(BAPY)基金のためのチャリティーゴルフ 第3回実行委員会を実施しました。


今回、パーティーと表彰式は中止として感染症対策を行い、チャリティーゴルフを実施することと決まりました。107名の方にお申込みいただきました。18の企業・団体と2人の個人の方より協賛いただきました。プレーするみなさんに届くように順位で賞品をお渡しするのではなく、プレー終了後に抽選を行い、お持ち帰りいただきます。横浜YMCAのチャリティーゴルフは賞品がとても良いという声をいただいております。すべて多くの皆さまの温かいご協力によります。ご参加いただく皆さま、ご協賛いただいた皆さま、全ての方々に感謝いたします。


2022年3月4日(金)当日が神様のもと、天気にも恵まれ、参加いただく方々の笑顔が広がりますように! 

(事務局 長田 光玄)


2022年2月16日水曜日

地域の人びととともに~ピンクシャツデー~

2月はピンクシャツデー月間。

横浜YMCAに連なる、さまざまな団体の皆さまにもご賛同いただいています!

◆認定NPO法人 スペシャルオリンピックス日本・神奈川
認定NPO法人 スペシャルオリンピックス日本・神奈川事務局は横浜中央YMCA9階に事務所を構えています。知的障がいのある人たち(アスリート)にさまざまなスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を年間を通じて提供し、社会参加を応援する国際的なスポーツ組織です。
2022年2月15日発行のスペシャルオリンピックス日本(SON)神奈川メールマガジン第783号でピンクシャツデーの取り組みについてご紹介いただきました。



◆NPO法人かながわ外国人すまいサポートセンター
多言語で外国籍県民の住まい探しから生活全般をサポートする「すません」も、横浜中央YMCA2階にあります。本日は相談員の皆さんがピンク色を身にまとい、相談業務にあたっていました。


◆アクイラ・ウォランス
毎日、YMCA Global Kindergartenの子どもたちにおいしいお弁当を届けてくれる関内にあるレストランです。定番の「アクイラ弁当」はスタッフにも大好評!
この度、ピンクシャツデー運動の趣旨にご賛同いただき、お弁当に添えてあるメッセージで取り上げてくださいました。お弁当を食べる一人ひとりのおなかを満たすだけでなく、心も優しくしてくれます。
お弁当に添えられたメッセージ『おもいやりの一言が、誰かの一日をかえるかもしれない』

1階受付にて


2月23日はピンクシャツデー。
温かい想いがさらに広がりますように・・・

(ピンクシャツデー委員会)

#YMCAPINK #YMCAピンクシャツデー


2022年2月14日月曜日

ピースフォーラム×SDGs16「平和と公正をすべての人に」開催の報告

横浜YMCAでは、2月11日(金・休)午前10時から12時20分に、オンライン(Zoom)にて「ピースフォーラム×SDGs16 平和と公正をすべての人に」を開催しました。
フォーラムの目的は、YMCAの活動の場・ボランティアの機会の紹介、国際・多文化共生、人権、平和について参加者と共に考え、より良い地域や社会を創ることにつなげることとしています。

特別講演会では、神奈川県ユニセフ協会関山万里子事務局長を招いて「世界の子どもたちは、いま」~子どもの「いま」とその「権利」を守ることが持続可能な世界の礎になる~をテーマに、子どもたちの今と権利についてお話ししていただき、生まれた国や地域によって、さまざまな危機や困難に直面している子どもたちや、健やかな成長や機会が奪われ、取り残されている子どもたちが数多くいることの現実を神奈川県ユニセフ協会の活動から学びました。



講演会後には、オンラインディスカッションを行い、参加者同士で講演会の感想や気づきを分かち合いました。

また、横浜YMCAの活動紹介や各YMCAのボランティア募集の情報提供を行いました。多くの皆さまとともに、平和への学びの時を持ちました。
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。

(会員事業委員会ピースフォーラム実行委員会)

2022年2月12日土曜日

「横浜YMCA健康経営タスク会議」報告②

現在、横浜YMCAには約520名の職員がYMCA使命にそって、日々業務に取り組んでいます。

公益財団法人、社会福祉法人、学校法人、NPO法人の4法人で成り立っています。

職員に対する健康管理や働きがい、個人が充実することにより経営面においても成果をもたらすことを目標にさまざまな取り組みをしています。

今回のタスク会議ではメッツに関する研修会動画について話し合いました。


メッツとは運動や身体活動の強度に関する単位のことで、日常の生活活動もメッツとして計算する事ができます。

是非日頃の皆様の活動を振り返ってみましょう。

職員向けに動画を配信し、2月中旬から下旬にかけて、2週間程度メッツ測定を実施する予定です。

前回の報告はこちら
「横浜YMCA健康経営タスク会議」報告①ブログ→http://omoiwotunaguzz.blogspot.com/2021/11/ymca.html

(健康経営タスク 白木)

2022年2月10日木曜日

おいしいジュース

「ダイバーシティはフルーツのかご盛り、それぞれ個性のある果物が一緒に一つの器に収まっている状態。目指すところはミックスジュースのように、それぞれが混ざり合い個性を発揮しておいしい状態、それをダイバーシティ&インクルージョンとして目指す。」これは日本YMCA同盟が主催するハイレベルの管理職研修(54日間)に派遣した職員の修了発表にあった。1995年発刊の『横浜YMCA-私たちの使命 解説書』では同様の例えは「おいしいサラダ」だった。使命に対する想いの継承をうれしく思う。

修了レポートの先、目指すところは「多様な管理職の養成と輩出される職場風土、そして働き続けることのできる組織文化」だそうだ。子育てや介護との両立、国籍や文化、性自認、多様な職員がいるかご盛りだけで満足せずおいしい味を目指す目標を新年に得た。SDGs、健康経営、グッドバランスなど、公的な認証や認定をいただいてきている。これらの「盛り」をYMCAがどう活かしていくか、そして社会に啓発していく行動が必要だ。灯は掲げなければならない。よい働きが社会に広まり、多くの人が賛同し行動を共にしていくためにこれからも「盛り」続けていくと同時に、その一歩先を行くおいしい味の探求は続いていく。

今年のピンクシャツデーは2月23日。横浜YMCAでは、ピンクを身にまとう、ピンクに染める運動を拡げるだけでなく、問題意識を日常化させるために毎月最終水曜日に活動を続けてきた。しかし社会という「かご」にピンク色の果物も入れるために多くの人に知ってもらうことは重要だ。おいしい味の社会になるための第一歩として2月23日にピンクを身にまとい心をお寄せいただければ幸いである。

(総主事 佐竹 博)

2022年2月9日水曜日

体験を平和につなぐ vol.7

 学生YMCAとの出会い

横浜大空襲による私のアメリカに対する憎しみは、高校の先生(教会員)のバイブルクラスで聖書に触れたことで薄れてきました。私は、その高校で最初に英語研究会を作り、英語に傾倒していきました。

1951年に、大学の入学式で、聖書研究会とカトリック研究会、学生YMCAという YMCAのブースが三つ並んでいました。その時の受付は故宮﨑治朗さんで、学生YMCA以来、長年親交を深めました。指導牧師からは二つのことを教えていただき、今でも実行しています。その教えは「教会へ行きなさい」と「ボランティアの三原則」でした。三原則は1. 自らの意志で自主的に。2.相手の仕事・参加する仕事は必ず非営利の仕事。3.無報酬の三つでした。私は、姉の友人の勧めでルーテル教会に行き、祈りの大切さを学びました。青年が集うルーサーリーグでは、他大学の学生とマルティン・ルターについて学びを深めました。大学では理論経済を専攻し、ドイツ中世の経済の学びとしてルターの宗教改革を学びました。

横浜大空襲で私の家は全焼し、全財産を失っていたため、学費はアルバイトで支払いました。理論経済で教養を積み、次は英文科に進み、卒業後は日本IBMの試験を受けました。空襲でアメリカを憎んでいた私がアメリカの企業に就職することになりました。

(横浜YMCA元理事・常議員 茂木 雄)


2022年2月7日月曜日

2月4日、国際・平和タスクミーティングを行いました。

国際と平和のタスクでは、年間を通じた平和の取り組みとして、夏には「折り鶴プロジェクト」、秋には平和月間として「平和のハト」の取り組みを行い、各YMCA、各事業の会員の皆さまと一緒に、平和について考える機会を持ちました。

今回のミーティングでは、1年間の振り返りと次年度に向けての提案などを協議しました。

「秋の平和月間のご報告」

取り組みを行う中で、保育事業では台北YMCAとの平和のメッセージの交流、またアメリカのYMCAやタイ・バンコクYMCAからも平和のメッセージが届き、海外YMCAとの交流の中で平和を考える機会にもなりました。

専門学校からは、グローバルセミナーや広島YMCA平和ミーティングへの参加を通じて、学生が世界で起きていることに目を向け、意識が変化していく様子についても報告がありました。


2月はピンクシャツデー、いじめのない平和な世界を願うとともに、軍事クーデターから1年を迎え、今なお困難な状況にあるミャンマーの人々のことを覚え、祈りのひと時を持ちました。

横浜YMCAでは、これからも世界に目を向け、平和の種をまく取り組みを進めてまいります。

(国際・地域 柳原)