2021年3月26日金曜日

産休・育休スタッフ交流会のご報告

 横浜YMCAでは産休や育休を取得中のスタッフを対象に定期的に交流会を実施しています。今年度は、感染予防対策として開催をオンラインとしています。本年度2回目となる今回の交流会は3月4日に行い、10組21名の親子が参加しました。

最初の手遊びコーナーでは、親子共々あふれんばかりの笑顔が見られ、緊張もほぐれていく様子が伝わってきて和やかな雰囲気となりました。

そして、今回の交流会の中心となった「復職にむけて」の話では労務の鈴木さんより、必要な事務の手続きの話から、子育ての経験を踏まえての「復職までにしておくといいこと」や「買っててよかった!」ものグッズの紹介など、とても役に立つ話が聞けました。

そのあとは、二つのグループに分かれて、質問やお悩み相談などの交流タイムの時を持ちました。「みなさんは夜泣きはどうしていますか?」「兄弟がいる人はお風呂どうやって入れてますか?」「慣らし保育はどうしたらいいですか?」などの質問が出て、先輩ママからアドバイスをもらったり、答えが出なくても「うちもそうだよ。」「みんなやっぱりそうなんだね。」と気持ちが少し楽になるような時となりました。

産休や育休を取得中は孤独を感じやすい時期ですが、横浜YMCAでは今回のように顔を見て、声を聞いて、交流できる機会を大切にしていきたいと思います。

(ワークライフバランス推進委員会 中瀬竜太)

2021年3月22日月曜日

第8回ユースエンパワメントタスクミーティング実施報告

 2020年度、横浜YMCAでは「ユースエンパワーメントタスク」が発足しました。活動の主な目的として「ユース世代の社会参画を支援」「多様な価値観の理解と促進」「中高生、ユースの活動の場づくり」「横浜YMCA150周年に向けての活動計画策定」などがあります。

 第8回のタスクミーティング(3月19日)では、1年間のふりかえり、評価を行いました。この1年で多くの議論を行い、担当者ごとに共通理解を得られたことは、大きな前進だったと思います。次年度はこの想いをしっかりと形に残せるように4月から準備をしてまいります。また、様々なタスクや事業とも協働していきたいと思います。

ユースエンパワメントタスク担当:大塚、白井、鶴見、渡邊、金井、内田、永塚、三上

2021年3月16日火曜日

第3回SNS勉強会開催のご報告

広報タスクでは、3月5日に横浜YMCA職員対象に第3回目のSNS勉強会をオンライン形式にて実施いたしました。主な内容として、最初に横浜YMCA公式ツイッター報告(2月の投稿の振り返り)を行いました。

そして二つ目のセッションにて、横浜YMCAにおいて積極的にweb広報やSNSに取り組む拠点(湘南とつかYMCA)を紹介させて頂きました。
湘南とつかYMCAでは、多いときでは一日4件のブログ報告が学童保育やウエルネスプログラムからトピックスがあがり投稿されています。湘南とつかYMCAの広報担当である北川政憲さんに、投稿作業の様子や工夫点を伺いました。

最後に、本日のメインである『今日におけるSNS広報に関する注意点と脅威について』学びを深めました。ここでは、外部講師の方に、最近のSNS広報における実際にあったトラブル事例をもとに、わかりやすくお話いただき、これからのSNSにおける発信においての注意点や私たちYMCA職員としての今後の取り組みについてを確認する、有意義な時間となりました。

また横浜YMCAとしてのソーシャルメディアのガイドラインを点検する良い機会となりました。
今後において、現在の横浜YMCAの活動を地域や保護者の方に発信する内容を職員間において議論を深め、今後に生かしていきたいと考えております。継続しながら広報力を高めて参ります。

(広報タスクチーム)


2021年3月15日月曜日

「流れる時間」と「流れない時間」

表題は、阪神淡路大震災から10年後に出された説教集に出てくる表現である。

法医が主人公のドラマがある。刑事である夫と父とともに事件を解決していく。法医として先入観にとらわれず、事実とその背景に専門家として向き合う静かな熱意が伝わる。このドラマにはもう一つの底流がある。震災で行方不明になった母を探し続ける家族の姿である。架空の街「仙ノ浦」に休みを利用して神奈川から通う父娘、仙ノ浦に住む祖父を交え10年経つ今なお複雑に行きつ戻りつする思いが描かれている。震災後に結婚して家族となった夫は「お義母さんのことだけは分からない…」と悲しみだけでない深い想いにたどり着けないもどかしさに苦悩する。

まもなく10年経過した3・11を迎える。その後も災害はたくさんあった。YMCAでは「3・11をわすれない…つながる」活動を継続している。今年も3・11を覚え、各拠点で祈りの時を持つ予定だ。

説教集には「おそらく、直接に街の回復に作用するのは、キリスト教で言えば、YMCAや社会活動団体でありましょうし…」とありYMCAでは支援に際し人びとの営みに寄り添い、復旧より復興に重心を置いてきた。しかし、それぞれの当事者の心の中にある深い思いにたどり着くことはできないが、そのことは神様に委ね、私たちは自分の知恵の行き着く限りの想いを馳せたい。「災害は目に見えない人の心の復興も大事なんだ」と聞いたことがある。今、感染症に向き合う私たちは復旧復興という目に見えるゴールさえ見いだせない。それでも隣人に寄り添いたいし、そのような活動をいつも心がけていきたい。

『地の基震い動く時』岩井健作 説教集(コイノニア社)

(横浜YMCA総主事 佐竹博)

2021年3月12日金曜日

ワークライフバランス ~働きやすい職場環境を作る~

 横浜YMCAの働きやすい職場環境作りのご紹介第2弾。
「幼保連携型認定こども園 YMCAつるみ保育園」の取り組みです。

YMCAつるみ保育園は、横浜市鶴見区平安町にある幼保連携型認定こども園です。
0歳~6歳まで72人のこどもたちが在籍しています。毎日子どもたちのにぎやかな声が響いています。乳幼児の子育て中、親の介護、学生など、様々なライフステージのスタッフ29人が在籍しています。朝7:00~夜8時まで開園しているので、毎日約20人のスタッフがシフト制で勤務しています。

つるみ保育園では、子どもたちも保護者も職員も「困っていることを自分で認識して誰かに伝えられること」それに応えて手を差し伸べることを大切にしています。

そんな職場での働きやすさの工夫としては
①勤務時間が異なるので、スタッフ全員が同じ情報を共有できるように毎日13時から10分間ミーティングを行っています。その日の出来事や事務連絡などを話し合っています。また、お休みのスタッフにも共有できるようにノートに記録も残しています。

②急な休みやシフト変更などは、お互い様の気持ちでそれぞれが快く対応しています。お休みもとりやすい雰囲気です。

③事務仕事の時間が必要な時やクラスでお手伝いが必要な時は声を掛け合い、みんなが勤務時間内に仕事を終えることができるよう工夫しています。
などがあげられます。

日ごろから、仕事のことに限らず、コミュニケーションをとっています。そのことにより、それぞれの、プライベートの状況や背景を理解しやすい環境があることが働きやすさの理由の一つだと感じています。

                        (ワークライフバランス推進委員)