2019年1月22日火曜日

よこはまグッドバランス賞認定事業所として認証されました。

1月18日、横浜関内ホールにて「よこはまグッドバランス賞」をいただきました。

YMCAの活動に参加される多くの皆様に、いつもよいプログラムをご提供し、そして喜んでいただくために、プログラムに携わる私たちスタッフが生き生きとワークライフバランスを保ちながら働くことが大切であると考えています。

このたびの認証は、ワーク・ライフ・バランスの推進を図り、女性も男性も働きやすい職場づくりを進める事業所として、今回公益財団法人横浜YMCAが2回目の継続認定、社会福祉法人横浜YMCAは3回の継続賞となりました。



 

 
横浜YMCAでは、1970年代の早くから、企業でいう一般職、総合職といった職制の区別がなく、また男女同一賃金にて運営してきた文化があります。また現在は、全職員に占める約7割を占める女性スタッフが、子育てをしながら事業運営をし、あるいは管理職として活躍しています。また、家族の介護をしながら、活躍するスタッフも応援しています。

こういった実態に加え、子育て支援タスクな、スタッフによるスタッフ向けの子育て支援の取り組みや、男女の管理職割合、多様性を受け入れる組織風土などを評価していただきました。

認定を機にますます、スタッフが活躍できる組織づくりを進め、活動に参加される皆様に、よいプログラムをご提供できるように取り組んでまいります。

(参考)グッドバランス賞とは

横浜市では、市内事業所での積極的な女性の活躍推進やワーク・ライフ・バランスの推進を図るために、女性も男性も働きやすい職場づくりを進める中小事業所を、「よこはまグッドバランス賞」と認定し、その取組を広く紹介しています。労働力人口の減少をはじめとして、さまざまな経済社会状況の変化によって、企業の活力や競争力の源泉となる有能な人材の確保が、企業にとって一層重要な課題となっています。「男性は仕事、女性は家庭」という分担を前提とした働き方ではなく、多様な人材を生かし、柔軟な働き方を可能にする取組が企業に求められています。

評価の対象となる取り組み
  • 応募必須条件:就業規則の作成や労働契約等の条件を満たしている
  • ワーク・ライフ・バランスに関する取組として、柔軟な働き方や継続就業に向けた取組について、制度や実績を問います。
  • 女性活躍・男女共同参画に関する取組として、性別に関わらず管理職への登用や配置転換、再雇用等の実績を問います。

2019年1月16日水曜日

横浜健康経営認証事業所クラスAAAとして認証されました

1月15日、「横浜健康経営認証クラスAAA」をいただきました。

YMCAの活動に参加される多くの皆様に、いつもよいプログラムをご提供し、そして喜んでいただくために、プログラムに携わる私たちスタッフの健康が大切であると思っています。そのスタッフのための健康づくりに対する取り組みを評価していただきました。

 

私たちYMCAでは、昨年度「クラスA」認証をいただいてから、職員の健康診断結果の分析を行い傾向を把握し、必要な取り組みを、働く仲間のための「健康づくりプロジェクト」として運動機会の増加と健康情報の提供に取り組んできました。ミーティングや研修、会議などにおいて体を動かす時間を作るなど、運動する機会を業務の中に作ってきました。また、職員報に毎月健康運動指導士、保健師、栄養士といった専門職スタッフがコラムを掲載し、健康のための情報提供、歩数計を職員に配布し、日常の運動習慣の動機づけに取り組んできました。これらの取り組みがクラスAAA認証につながりました。これからも、皆様により良いプログラムをご提供できるように、働く仲間の健康づくりに取り組んでいきます。

副賞の認証盾は、横浜市水源の山梨県道志村の間伐材が用いられています。毎夏、YMCAサマーキャンプを行っているキャンプ場は道志村、この水源林の近くにあります。横浜にゆかりのある地でのサマーキャンプ、ぜひ来夏の開催をお楽しみに。(リンク:道志パイオニアキャンプ https://omoiwotunaguzz.blogspot.com/2018/08/122.html


(参考)
横浜市が進める「人も企業も輝く横浜」をめざし実施しているこの認証制度は、認証式次第の林市長のあいさつに以下のように紹介されています。(一部抜粋) 『…人材は、企業をはじめ、あらゆる組織にとって、最も重要な経営資源です。従業員の方々が心身ともに健やかに働くことで、ご本人の充実感はもちろん、組織の生産性も高まり、ひいては、横浜経済の活性化にもつながります。…』

2019年1月10日木曜日

平和とスポーツ

スピリット(精神)マインド(知性)・ボディ(身体)。

YMCAのロゴにある三角形は、この3つのバランスがとれた人間的成長の場がYMCAであるという証で健康の基礎と考えている。現在は、この三角と翼を組み合わせたロゴとなっている。翼は平和の鳩の翼を意味し、人間的成長を遂げながら他者の喜びを自分の喜びとする平和を創り出す願いが込められている。

この三角形を考案した米国の国際YMCAトレーニングスクール(現スプリングフィールド大学)のギューリック主事は、1891年に冬でも室内でできるスポーツを考案してほしいと後輩のYMCA体育指導者ネイスミスに伝え誕生したのがバスケットボールだ。その後、バレーボールもYMCAから生まれた。

日本人の健康づくりにスポーツを生かそうと願って、この学校に入学した大森兵蔵は、卒業後に日本で最初のYMCA体育主事として東京YMCAで働き、バスケットボール、バレーボールを日本に初めて紹介した。大森兵蔵は、スポーツを通して人間的成長と平和を創り出す人を育てることを願い日本体育協会の設立などに関わり、日本がオリンピックに初参加した1912年のストックホルム大会の監督として参加した。

横浜YMCA体育主事の広田兼敏も軍隊式の体操から市民が楽しみ健康づくりにつながり、フェアプレーを通した人間的成長を願い、バドミントンを日本に最初に紹介し普及に努め、1936年のベルリンオリンピックに役員として参加した。

新春から始まるNHK大河ドラマ「いだてん」で大森兵蔵が登場する。人間的成長と平和の思いが伝わりますように。

(横浜YMCA総主事 田口 努)