2021年1月6日水曜日

新しい生活様式の中でできることを~国際事業委員会

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年は、新型コロナウイルスの影響で世界中が大きな変化を強いられた1年間でした。また、世界中が同じ課題に向けて新しい取り組みを探った一方で、これまで見えにくかった多くの課題が明らかにされた年ではなかったでしょうか。

2020年、横浜YMCA国際事業委員会も大きな変化の年でした。委員会はオンラインを活用して、予定していた全4回の会議を予定通り開催しました。4月から世界YMCA同盟、アジア・太平洋YMCA同盟、日本YMCA同盟など、世界のYMCAとオンラインでつながり、新型コロナによる課題を共有し、祈りを共にしました。

6月から4人の新しい委員が加わり、直接会う機会はありませんでしたが、委員のファシリテートによるTAKOトークなどのオンライン交流も行いました。



新委員を迎えて開催した第2回国際事業委員会(2020年6月30日)



TAKOトークの進行をする木下委員(第3回国際事業委員会 2020年9月12日)

一方で、大変残念ですが、長く国際事業委員会をお支えくださった金子功委員が11月に他界されました。12月の委員会では金子委員を追悼する時間を持ちました。長く国際事業委員長として国際会議への参加やホストとして働き、国際協力や海外研修などの団長として現地に赴いてくださったほか、日本に来る留学生や研修者を温かく支援し、また、海外にはばたくユースボランティアを励ましてくださった金子委員の数々のエピソードが語られました。これからも国際事業委員として、金子委員が大切にしておられた誠実さやホスピタリティを受け継いでいこうと皆で祈りを捧げました。


金子功委員の功労について語る本間勝委員(第4回国際事業委員会2020年12月3日)

新しい年を迎え、新しい生活様式の中で、あらためて今、大切なものは何かを考えながら、横浜YMCAの国際事業を進めます。


(国際・地域事業 高村文子)