横浜YMCAリーダー研修会「Ylet(Youth Leaders' Evaluation Training)」が実施されましたので、ご報告をさせていただきます。感染症の影響もあったため3年ぶりに宿泊での開催となりました。
日程:2月26日(日)~27日(月) 会場:三浦YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ 参加者:リーダー41名 スタッフ6名(参加YMCA内訳:中央YMCA10名、北YMCA7名、湘南とつかYMCA14名、鎌倉YMCA7名、川崎YMCA4名、厚木YMCA3名、金沢八景1名、富士山YMCA1名、計47名)
YMCAのブランドコンセプトである、「みつかる。つながる。よくなっていく。」から、研修の中で様々な発見をすること。また、国連が掲げているSDGsに「1.貧困をなくそう」という目標があります。世界には衣食住が満足に得られない環境がある中で、参加者それぞれが“心の豊かさ”について今一度考えることが重要であると考え「~みっけ~心の豊かさを考える」というテーマ設定しました。
基調講演では、「日本三大寄せ場」として数えられ、日雇い労働者の街として知られた寿町地区で、炊き出しの会にボランティアとして参加している山本貴史氏をお招きしました。4年間の路上生活の経験より、路上生活者となった背景、そこから得られたことなど、様々なお話を聞くことができました。今ある環境が「当たり前」ではなく「ありがたい」ことであることを感じ、心の豊かさについて考える上で、たくさんのヒントをつかむことができました。
基調講演前後には、交流プログラムやキャンプファイヤーなどを実施し、参加者同士が交流を通して、気持ちがほぐれ楽しい雰囲気の中、研修が進んでいきました。また宿泊での研修でしたので、食事や入浴、少しの空き時間なども有意義な時間になったようでした。
グループでのディスカッションを中心に、テーマである「心の豊かさ」について考え、発表をしました。ディスカッションは、教室だけではなく、屋外や海岸などで、心と頭を開放しながら行っているグループも見られました。SDGsの17のテーマについて、写真撮影を行い、各グループの発見のシェアなども行い、刺激を受け合いながらディスカッションが行われました。
グループ発表が、ゴールではなくスタートラインとなり、各YMCAでの活動に生かされたり、横浜YMCAユースリーダー活動につながっていくことを願っております。神奈川県各地で光り輝く活動がつながっていくと思います。今後も横浜YMCAリーダーズの活躍にご期待ください!研修会の実施にあたり、ご支援・ご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。
Ylet実行委員:デールリーダー(中央YMCA)、こうたリーダー(北YMCA)、よっとリーダー、サムリーダー(とつかYMCA)、スターリーダー(鎌倉YMCA)、ぽむリーダー、むしゃリーダー(川崎YMCA)、クッキーリーダー、たけリーダー(厚木YMCA)
担当スタッフ:柳田 誠也(中央YMCA)・三上 淳(鎌倉YMCA)