横浜YMCAではバンコクYMCAと協働してタイ北部パヤオセンターで山岳少数民族の子どもたちの児童保護プロジェクト「プロテクト・ア・チャイルド」を行っています。
子どもたちは教育支援を受け、共同生活をしながらパヤオセンターで暮らしています。2020年から実際に現地に訪れる機会が持てない中で、オンラインでの企画により交流やプログラムを続けてきました。
2022年12月4日に、横浜YMCA国際・地域事業スタッフがパヤオセンターを訪れる機会を得て、現地より「プロテクト・ア・チャイルド報告会」を行いました。
報告会では、パヤオセンターのスタッフより、タイにおける社会課題やコロナ禍における子どもたちをとりまく社会状況の変化、パヤオセンターの様子、プロテクト・ア・チャイルドの活動内容についてお話をいただきました。
そして、パヤオセンターの子どもたちが登場し、タイの踊りと歌、日本語の歌のプレゼントがありました。
パヤオセンターの「いま」をライブ中継することで、「プロテクト・ア・チャイルド」に関心をもつ方々とパヤオセンターの皆さんがつながることができました。
参加者からは「現地のリアリティが伝わってきて、よかったです。」「パヤオセンターの子どもたちのかわいらしいダンスや歌声に癒されると共に、今なお厳しい現状を知ることができました。」等の感想をいただきました。
また、横浜YMCAはパヤオセンターの子どもたちと交流の一環として、毎年クリスマスカードを送っています。
今年も「プロテクト・ア・チャイルド」にご支援くださっている方や、横浜YMCA保育園、学童クラブの子どもたち、横浜YMCAスポーツ専門学校の学生、スタッフから、合計85通のクリスマスカードが寄せられました。クリスマスカードはパヤオセンターの子どもたち一人ひとりに手渡されます。