2016年7月22日(金)、本部事務局の業務会では、第3回目の“熊本緊急支援 ミニ報告会”を行い、7月5日~7月11日までの間、益城町総合運動公園に派遣された菅沼スタッフ(本部事務局)から、現地の方々とどのように向き合ってきたのか体験を聞きながらスタッフ間で学びの時を持ちました。
県内で最も多くの方が避難生活を送る避難所での支援業務は、食事(おにぎり・サンドイッチ・幕の内弁当)と飲み物の提供のほか、被災された方々の衛生面でのサポート、ボランティアセンターから来るボランティアの受け入れなどを行いました。滞在中はボランティアによる様々なレクリエーションがあり、被災された方を落語にお誘いしたのですが、「仮設住宅の抽選が気になって、笑う余裕はないです」とおっしゃる方もおられ、被災された方の心に寄り添うことの難しさを痛感したそうです。被災された方々が一日も早く心の底から笑えるような日が戻りますように、私たちも願っています。
全3回の熊本支援報告会でしたが、私たちは災害の深刻さに圧倒されながらも、避難所の運営に携わる熊本スタッフの献身的な働きから、災害が起こったときに私たちはYMCAのスタッフとしてどのような役割が問われているのか、改めて一人一人が考える機会となりました。
(本部事務局 募金委員担当:常盤)