横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど相互交流の機会を設けています。
3月5日に長期滞在している研修員対象の日光へのバスツアーを行い、アフガニスタン19、モザンビーク2、ケニア2、セネガル、インド、マレーシア、ナイジェリア、ミャンマー、カメルーン、ベトナム、カンボジア、エジプトの32名が参加し、普段は別々に滞在している長期研修員が初めて顔を合わす同士もいて楽しいツアーとなりました。日本生活が長い皆さんは、朝早い集合時間にも関わらず各滞在先からきっちり集合し、バスで日光に向いました。ガイドからは途中通る東京の話から将軍や江戸時代、日光についての説明をきき、気分を盛り上げながら江戸ワンダーランドに到着しました。
花魁ショーでは客席から唯一研修員が選ばれて舞台に上がり、楽屋で着物に着替えて舞台で配役になりきって辿々しくカンペを見ながら台詞を語り、客席は大盛り上がりでした。
昼食は皆揃って和食を食べ、地元特産の蒟蒻や湯葉を堪能致しました。
東照宮は改装工事中でしたが、ガイドから徳川家のストーリーや建築にまつわる話を聞いて、残雪残る東照宮を見学しました。
帰りは羽生PAに止まり、「鬼平犯科帳」とコラボされた江戸の町並みを歩きながらお土産を買って岐路につきました。
長期研修員からは「日本の文化や歴史を楽しく学ぶ良い経験になりました。またこのようなツアーに参加したいです。」との感想が沢山ありました。今後も様々なところに出かけて日本を知って感じてもらえるようなプログラムを行って行きたいと思います。
(JICA横浜-YMCAデスク 石川 義彦)