横浜YMCAでは独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々の日本理解を深めるため、地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど相互交流の機会を設けています。
3月3日にミクロネシア、ザンビア、東ティモール、バヌアツ、ミャンマー2(ジェンダーの視点から見た漁村開発)の研修員が参加して、ひな祭りお茶会をJICA横浜国際センターで実施し、一般の方からも16名の参加がありました。
研修員はひな祭りの雛人形やつるし雛、茶道の掛け軸や季節の花などの飾りなどの説明を聞いた後、年間90イベント近く行われた地域交流事業の写真掲示に目をやり、自分達が写っている掲示を見つけて、見せ合いながら喜んでいました。
そして、席について、ひな祭りに関しての英語の説明書きを見ながら、着物を着たスタッフのお点前をみて、抹茶をたしなみ、ひな祭りの和菓子を堪能しました。
「砂糖なしで美味しいわ!」などといってお茶を飲みながら着物を着ている人を見ていると、女性研修員から「今週末帰国する前に一度着物を着てみたかったんですよ~」とのリクエストがあったので、リクエストに応えて、女性研修員に着物を用意し羽織る機会を作りました。研修員達は、まあ、テンションがあがって大喜び。「どう、似合う?」と一気に写真撮影会になりました。着物は羽織る程度でしたが、こんなに喜んでもらえるとは思いませんでした。
研修員からは「今まで様々な体験を楽しみました。フレンドリーな方々と雰囲気があるお茶会を楽しめて幸せでした。突然の着物のリクエストに応えてくれてありがとう。」
「YMCAは非常に興味深く、よく組織だっていました。提供されたイベントすべてが大好きで満足以上でした。」との感想などを頂きました。
準備、片付けに関わってくださったボランティア方々ありがとうございました。
今後も日本の文化に親しみ交流できる機会をつくっていきたいと思います。
(JICA横浜-YMCAデスク 石川 義彦)