2016年2月1日月曜日

新年の交流会

横浜YMCA 地域交流事業「International New Year’s Party新年交流会」の実施のご報告
 横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々の日本理解を深めるため、地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど相互交流の機会を設けています。
 1月23日に横浜国際センターのレクリエーションルームで新年の交流会を行い、アルゼンチン2名(改善と5S)、マレーシア(機械工学)、アフガニスタン2名(生命ナノシステム)、ミャンマー(電気電子工学)、ブラジル6名(改善と5S、日系継承教育研修)の研修員がに参加しました。同日に行われた「着物でフォト」体験で着付けに協力してくださったボランティアの方々などの参加もあって21名程の参加になり、研修員にとっては日本の人と交流する良い機会となりました。
パーティーでは軽食をつまみながら、研修の内容や日本の文化について話したり、家族の写真を見せ合ったりして、和気藹々と楽しみ、全員参加のゲームコーナーでは、個人戦の国旗当てゲーム、4チームに分かれての福笑い・ジェスチャーゲームをしました。
国旗当てゲームでは、アフガニスタン出身の研修員が国旗の意味を皆さんに説明し、「へぇ~」と感嘆の声が上がるなど、アットホームな雰囲気を楽しむことができました。
チーム戦のゲームでは、日本人と研修員が混合で結成された4チームに分かれて、福笑いとジェスチャーゲームをしました。
 はじめに、日本の文化紹介として福笑いやお多福についての説明をした後、チームごとに協力して個性豊かな福笑いを完成させました。制限時間つきの対決に盛り上がりつつも、最後は皆さんの投票で勝利チームを決めました。
ジェスチャーゲームでは、各チーム配布されたお題に沿って、サイレントで演技をし、他のチームが早押しで何のジェスチャーなのかを当てるものでした。研修員は、恥ずかしがりながらも楽しそうに演技をしていました。お題が「羽根つき」「書初め」「餅つき」「相撲」と、日本文化にまつわる内容だったので、チーム内で教えあったり、正解発表の際に説明でシェアしたりと、日本の新年について学ぶ良い機会にもなりました。中には、「明日、YMCAデスクの書初めを体験すればわかるよ!」と宣伝も付け加えてくださる研修員の方もいて大変盛り上がりました。
 JICAに来て間もない研修員や、すでにJICAでの生活に慣れている日系の研修員、また、ボランティアの皆さんやスタッフ、皆が協力して楽しむ、良い交流の場となりました。
 横浜YMCAでは、今後もJICA横浜の研修員の皆さんが楽しみながら日本の文化を知り、交流できる機会を作っていきたいと思っています。
(JICA横浜-YMCAデスク 天明 愛絵、石川 義彦)