横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと、多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど、相互交流機会を設けています。
11月8日に戸塚区踊り場地区センターで行なわれた、ソフトバレーボールフェスティバルにバヌアツ(社会基盤整備における事業管理)、ケニア(社会基盤整備における事業管理) の研修員が参加致しました。
「今日は寒いから傘をささないと風邪ひきますよ」と言っても、「小雨だから大丈夫」と、短パンで傘もささずに元気に駅に向かうバヌアツの研修員。地下鉄のホームまで下っていく階段に「どこまで下っていくの?」「快速はどうやって乗るの」と不安げなケニアの研修員。しかし乗れば時間通りにスムーズに流れる地下鉄に満足げな表情でした。
駅名の確認や日本の交通事情についての話をしながら地区センターに到着しました。
フェスティバル参加の皆さんには温かく迎えて頂き、国紹介などした後、グループに混ざって参加しました。皆さんがルールやチームを親切に教えてくださり、気さくに話しかけて迎えてくださったので楽しく過ごせました。
チームは予選グループで負けてしまいましたが、気持ちよく体が動かせ、コミュニティ活動を体験できてよかったです。
試合後は予定外でしたがグループの方々に、お昼のおにぎりパーティーによばれて、研修員は「おにぎりは日本風ピクニックの定番ですね!?」とファミリーのように迎えていただいた方々に感謝をしつつ大変感激していました。
イベント参加の皆様や昼食に招いて下さった方々ありがとうございました。踊り場地区の方々にもケニアやバヌアツの国を知っていただく機会になり、身近な国際交流となったのではないでしょうか?
これからもこのように、コミュニティに入って地元の皆さんと交流したりする機会も作っていければと願っています。
(JICA横浜-YMCAデスク 石川 義彦)