2015年10月7日水曜日

横浜をバスでまわりました

横浜YMCA 地域交流事業「Yokohama City Bus Tour」実施のご報告
 横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど相互交流機会を設けています。
 10月4日(日)に海上保安実務者の為の救難・環境防災研修で来日しているジプチ2、スリランカ4、インドネシア2、マレーシア3、フィリピン3、ベトナム1名の15名がバスで横浜を回りました。
 今週各国から来日したばかりの研修員達が初めての週末を迎えて、横浜をまわる機会になりました。みなとみらい地区から横浜駅、昔と今の違いを話しながら、駅前のデパートや電化製品ショップの紹介をしました。
山手地区から三渓園へ向いながら、園の成り立ちの話を聞いた後、三渓園内を散策しました。とても良い天気だったことは大きいですが、日本の庭園や盆栽風の植物に感激をしていました。庭園内では、点てていただいた抹茶と和菓子を頂きました。園内散策中には和式挙式の為に撮影をされていた新郎新婦の着物姿に大変喜び、新郎新婦にお願いして一緒に撮影をしていただきました。着物スタイルには皆強い関心を示していたように感じます。
庭園を出た後は、山手地区を回って西洋化された横浜を感じながら山下公園に行き、マリンタワーに上りました。普段は海上警察などとして母国で活躍されている研修員なので、真剣な眼差しで港湾を眺める人も見受けられました。一同、マリンタワーからの一望には感激し、展望室から見えるJICAの場所の位置を確認していました。
帰る頃には研修員同士も気分がほぐれ、研修員同志の交流にもなったように感じられました。日本の文化や西洋化されてきた横浜をお伝えしましたが、時間が十分ではなかったので「今度はゆっくりまわってみたいです」とのことでした。
 これからも横浜を知ることや、文化を体験し交流できる機会を作ってきたいと思います。
(JICA横浜-YMCAデスク 石川 義彦)