横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど相互交流機会を設けています。
10月17日(土)にみなとみらい臨港パークで行なわれた、ハンディキャップのある子どもたちの為の横浜YMCA主催、インターナショナル・チャリティーランにカメルーン(国土・地域開発政策)、パキスタン(建設機械整備及び建設施工技術)、タジキスタン(国土・地域開発政策)の研修員がボランティア2名とチームを組み参加しました。
神奈川の企業や団体チームが123チーム参加した、チャリティーランイベントでした。
当日の朝は雨が降っていましたし、翌日実施と勘違いしていた研修員もいたので出発がやや遅れましたが、民族衣装や国旗や国名の入ったジャージ、母国のサッカーユニフォームなどを身にまとい、イベントの趣旨を理解して気持ちをひとつにして臨港パークに向いました。
開会式後に時間があったのでコースの確認やタスキの受け渡しの練習をした後、子どもたちのレースを観戦しながら、イベントを楽しむ余裕がでてきました。
最初は皆で「楽しんで走ろう!」と言っていたものの、いざ始まると最初に飛ばしすぎて後でバテた方もいました。チームはAコースの40チーム中33位でしたが、みんなの協力でタスキをつないで完走しました。走行中にMCが各国名を読み上げてくれたのはとてもうれしかったようです。
閉会式では皆さんの前で研修員を紹介させて頂く機会もいただきました。
ずっと曇っていましたが雨が止んで秋の気配がする、みなとみらいで気持ちよく体を動かすことができ、研修員からは「こんな機会はなかなかないよね。主催者が協力的だったので楽しめました。いろんな方と出会えたのも良かったです。」との感想でした。
JICA横浜では、いろんな方と一緒に参加することで体験や交流できる機会を作っていきていと思います。
(JICA横浜-YMCAデスク 石川 義彦)