横浜YMCA 地域交流事業「Yokohama International Festa」参加のご報告
横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど相互交流機会を設けています。
10月11日(日)にウガンダ(建設機械整備及び建設施工技術)、カメルーン(国土・地域開発政策)、パキスタン2(建設機械整備及び建設施工技術)、アルゼンチン5(起業・後継者の為の経営力強化)、フィリピン3(建設機械整備及び建設施工技術、国土・地域開発政策、海上保安実務者の為の救難・環境防炎コース)、インド(物理学)、メキシコ(医用材料と再生医療)、ブラジル2(バイオテクノロジー、生物圏保存地域持続可能な開発)の8カ国16名が横浜国際フェスタに参加しました。
早朝の雨も上がり、予定していた人数の研修員が事前に各自3問ずつ準備した各国クイズを持ち寄り、順番やクイズ内容を確認して、会場である象の鼻パークに向いました。
会場の広場では昨日より大勢の方にお越しいただき、楽しいクイズで研修員の国を紹介する「YOUの国からなるほどクイズ!」を行なうことができました。
ブラジルの研修員からは、「ブラジルではいつも派手な飾りでサンバを踊るわけではないですよ~。」「様々な人種がいますがどの写真がブラジル人でしょう?」・・・えっ、答えは全部がブラジル人、という、いろんな肌の色のブラジル人がいる説明。
ウガンダの研修員からは国の中心を流れるとてつもなく長いナイル川やビクトリア湖の話。インドの研修員からは世界で一番多くの映画を作っているという話にまつわるクイズの出題がありました。
フィリピン研修員からは風景写真から本物のフィリピンを選ぶ問題があり、パキスタン研修員からはノーベル平和賞受賞のマララさんやイスラム教について出題やカメルーン研修員からは大統領の写真を見せて「私のお父さんです。」?「Yes or No ?」や有名サッカー選手に関する出題がありました。メキシコ研修員からは亡くなった人の記念日についてなど習慣や文化について。アルゼンチン研修員からは、とても美味しい「けいさつ」というスイーツやカフェの注文の仕方についての出題があり、大変盛り上がりました。
世界8カ国のミニ知識クイズとして国紹介ができる機会になり、あっという間に予定の時間になりました。多くの観衆に集まっていただき感謝です。
最後は港湾クルーズで心地よい風を浴びて紫色にかわる空と夕日に映える、みなとみらいの景色を海から眺めながら、研修員の皆さんもよく準備してくれてありがとう。と、黄昏ながら、ほっとしたひと時でした。研修員からは「フレンドリーにあたたかく迎えてくれて日本人の方と出会え、他のコースの研修員との交流にもなりました。また参加したい。」との感想でした。
JICA横浜-YMCAデスクでは研修員も一緒に参加者として加わって楽しく交流できる機会を作っていきたいと思います。
(JICA横浜-YMCAデスク 石川 義彦)