2015年8月6日木曜日

村長!来年もぼく来るからね!

道志・パイオニアキャンプ3・4 終了報告

キャンプ中、天気は良好、すべてのプログラムが予定通り実施されました。夜間と朝は、気温が18度~20度くらいと少し肌寒くもありましたが、日中は汗ばむほど暑く、川遊びが気持ち良い日が続いていました。
メインプログラムである個人チョイスアクティビティでは、やはり今年も不動の人気「COOL WATER」「HOT WATER」「基地づくり」でした。基地づくりでは、弓矢など武器を作ったりと子どもたちの創造力に驚かされました。火おこし体験は今年初の試みでしたが、自分の力で火をつけて美味しい焼きマシュマロを堪能してご満悦な様子でした!「間伐体験」は、はじめは名前で他のアクティビティに負けてしまうのですが、参加した子どもたちはどこよりも楽しそう♪林業の社会科勉強になるほどのお話をプロの先生に教わりながら、大きな40歳ほどの大木を切り倒したり、最後には切った木のコースターなどもプレゼントまでもらえてみんな大喜びでした。一見、木を切り倒すことは「可愛そう」と思われがちですが、林の中にも「陽」が必要で、そのために「間伐」があるのだということを楽しみながら学びました。
今回のキャンプでは一日毎にテーマを設けました。キャンプで楽しむことはもちろん、価値教育も意識して活動していきました。
■1日目
 「困ったことがあったら、リーダーに相談しよう」…正直になること、抱えこまないこと
■2日目
 「自分のことは自分でやってみよう」…自分の役割に責任をもつこと
■3日目
 「お友だちと仲良く協力しよう」…協力することの大切さを感じること
■4日目
 「すべてのことに感謝しよう」…いろんな人に支えられて”今”を生きていることに感謝する
キャンプでは、普段の生活では感じられないことを多く体験できます。大人数で寝食を共にする中で、友だちとケンカをしたり、仲直りしたり、協力したり。いつもは誰かがやってくれる、荷物整理、食事の配膳、水筒を洗うなども自分たちでやっていきます。自然をつかったアクティビティでは、キレイな川で遊べたり、自然を使ったクラフトなど。キャンプでしかできないことを思う存分堪能できたのではと思います。子どもたちにとっての、良き夏の1ページになってくださっていれば、幸いです。「村長!来年もぼく来るからね!」「来年は、間伐体験と基地づくりをしたいから、またくるね!」「来年もいる?ぼくまた参加したいから、お母さんにお願いしてみる!」などなど、最終日は嬉しい言葉をたくさんもらいました。おうちでは、お子様のご様子はいかがでしょうか?ぜひ、またキャンプでお会い出来ることを楽しみにしています。
(パイオニアキャンプ村長 宮崎麻衣子)